会場風景と作品
3月31日から始まった「そこをまがると…」展、会場で撮影した写真を使って、展示している作品を紹介します(初日と二日目に撮影したので、その後配置が変わったものもあると思います)。
メゾンドネコのエントランス
目印となる看板が出ています。この階段をのぼって、2階がギャラリーです。これまで、路地に入る目印だったギャラリー「モーツァルト」が閉廊していますので、ご注意ください。
リオノフ先生能天雑記
会場に入ってすぐ左側手前の壁面が、地平線会議の月報『地平線通信』に連載してきた8コマ漫画のコーナー「リオノフ先生能天雑記」。打ち止めとなった今年3月の「まんがの秘密」や、一番最初の「ゴンのヤーグマイの巻」などを拡大プリントと原画で展示しています。過去の地平線通信のイラストを集めたプリントも、クリアファイルに入れて見ていただけるようにしました。
下段左の「まんがの秘密」は、個展前日にモノクロ版をiPadのアプリProCreateに読み込んで、アメコミ風に着色したものです。
グッズコーナー
入口を入って左側の壁面が、グッズコーナー。今回も展示作品をあしらって、いくつかのグッズを作りました。
地平線通信コロナ禍お目汚し漫画集
34回の連載となった8コマ漫画(1回だけ1コマ)を集大成して、冊子にしました。8コマ漫画を始めた経緯などを書いた絵師敬白と全34回分のリストも掲載。1冊800円。最終回の着色版も収録してあります。地平線通信で見るより、くっきりと印刷されています。
パリの画家たち缶バッジ
今回展示した「パリの画家たち」シリーズの12点を缶バッジにしました。どの画家のそばにも猫がいます。そしてその猫が、いかにもその画家が描いたものらしいイメージになっているのもポイントです。1個200円。
パリの画家たちマグカップ
「パリの画家たち」のうち、最初に描いた3作品をマグカップにしました。ドガ、ロートレック、ピカソです。1点1500円。
物見遊山マグカップ
今回のメイン作品「ふらんす猫見遊山」シリーズのうち、2点をマグカップにしました。こちらはマルセイユのビストロを描いた絵の一部、裏側がモンマルトルのサクレクール寺院前にあるメリーゴーランドになっています。高精細で発色もすごく鮮やか。絵の雰囲気がよく伝わってきます。
※ご好評をいただき、2日目に完売となってしまいました。見本を置いておきますので、お申し込みいただければ個展終了後に製造を再依頼し、お届けします。
地平線カレンダー 2023-24
毎年の恒例となっている「地平線カレンダー」。「そこをまがると… ふらんす猫見遊山」の6点をすべて収録しました。今回の絵は、縁まで裁ち落としのデザインで作ってあるので、カレンダーとしての役目を終えたら、切り取って絵葉書としてもお使いいただけます。2ヵ月で1枚、表紙も入れて7枚組みですが、表紙の裏は各絵の解説(キャプション)になっているので、全8ページになります。頒価は500円。4月始まりなので、来年3月まで使えます。
猫見遊山トートバッグ
「そこをまがると… ふらんす猫見遊山」のうちのマルセイユのルウルウの店を描いた作品をトートバッグにました。1点1800円。
今回のメイン作品「そこをまがると… ふらんす猫見遊山」
昨年の9月に10日間ほどはフランスに滞在し、パリ、マルセイユ、ラ・シオタの三つの街で過ごしました。このときに楽しんだ街歩きの途中で出会った風景に、頭に去来したイメージをシャッフルして描いたものです。下には、現地で撮った写真も並べました。