終わりました。ありがとうありがとう。

9月25日(日)

終わりましたー。ハナタレ展、ついに、今日。来てくださった皆様、ありがとうございました。ようやく毎日千駄ヶ谷に通う日々に馴れて来たところで終わりです。なんか寂しい気持ちも少々。ギャラリーヒッポは手頃な大きさで、なんだか自分のお城みたいな気分でしたから。始まる前は、近くを散歩したり、本を読んだりいろいろ出来るかなと思ったけど、皆さんが続々と来て頂いた御蔭様で、ほとんど暇がありませんでした。結局ハチ公バスも一回も乗らなかったし、トイレが面白いと言うカフェにも行ってないなあ。先ほど数えたところ、10日間で約250名の方が来てくださいました。延べ人数だともう少し多いと思います。懐かしい友人知人からいつもお世話になっている仲間達や先輩方にいつもと違う場所でお話しできて嬉しかったです。また、読売新聞に連載している「銀幕一刻」の読者という方に何人かお会いできてすごく感銘を受けました。普段原画を直接見るのは担当記者だけで、その際に感想などを言っていただくわけでもないのです。だから、読者の方から感想等を聞くのが新鮮で嬉しいのです。最終日の今日も読売読者で銀幕ファンとおっしゃる方がお二人見えました。どちらの方も、銀幕一刻を本にして欲しいとおっしゃってくれましたが、僕も欲しいです、その本。

今朝の一番乗りは個展開催前の準備から何から何までお世話になりっぱなしのYIちゃんでした。初日オープンにも立ち会ったので、クローズにも朝から立ち会ってみようかなといって来てくれました。お客さんの口開けは茨城県から夫妻で来てくれたAY。大学時代、下宿で同じ釜の飯を食った仲間です。彼の記憶では、僕は学生時代から映画雑誌にスターの似顔絵等を投稿し、それが掲載されたのも数度見たと言うのです。僕は全くその事を覚えておらず、そう指摘されても記憶がよみがえらない。僕の灰色の脳ミソは、全く駄目な記憶装置と言うか、貧弱な記憶容量と言うか、そんな大事なことを覚えてない事にショックです。でも彼と作った8ミリ映画の事を話したら彼は覚えてなかったけどね。

会場入口にて

会場入口にて

高校時代の仲間達も沢山来てくれました。カミサンの友人達をはじめ、高一の同級生、高三の同級生。カミサンも同じ高校の同窓なので、共通の友人が多いわけです。遠くに住んでいると思っていたSKが来てくれたのはビックリ。高校時代は陸上部。一見コワモテの、実は優しい男です。実は数年前から戻っていたと聞き、そういえばそんな気もする今日この頃。お嬢さんも同じ高校に進学していると聞き、時の流れを感じます。大学映研の先輩MK夫妻、同期で最近はマラソン仲間のSJも御夫妻で。この会期中はずっとそうだけど、なんだか、間口の広いクラス会を延々やっているよう。なかなかあり得ないシチュエーションです。

今回展示した絵の中で一番新しいのは、ギャラリー奥に飾っていた屏風絵ですが、これはお芝居の小道具。「座敷おやじ」というその舞台主演者の一人、T師匠も来て下さった。僕の住んでいる町の隣町にお住まいで、一度ジョギング途中に偶然お見かけしたこともある。舞台での粋な着物姿しか拝見した事がなかったので、師匠にも日常生活があるんだと当たり前の事にちょっと感動した覚えが。

「望星」という雑誌に描き続けている表紙絵も展示していましたが、この雑誌の前編集長であり、地平線会議の先輩OTさんも御夫妻でいらしてくれました。まともに社会人を勤めつつ、実は長いスパンで密林の古代遺跡を探る探検行を続けているOTさん。ヒゲは白くなったけど、最初にお会いした頃から目の輝きが変わらない。同じく地平線会議の先輩で北極圏探検家のKNさんも同じ時間帯にご来場。不思議と同じ世界の人が同じような時間にい合わせるようで、お二人が来た時に、地平線会議創設の立役者の一人、KMさんとK美さん御夫妻がいらしてました。この夏カナダとアメリカを二ヶ月間旅して今月上旬に戻ったばかり。恐竜の化石発掘現場を視察したり、ユーコン川沿岸の村を尋ねたりと充実した旅の模様。僕が30年前に尋ねた村のあたりも歩いていらしたそうで、懐かしい。”ヒグマの息(BREATH)入り”という(もちろんジョーク)ハンドクリームをオミヤゲにいただく。地平線仲間ではネパールに通うTKさんや、謎の情報通FW氏の姿も。裏方でお世話になっているSA御夫妻は北海道から帰って来たばかり。若手のYT君も自転車で颯爽と現れる。彼は工業デザイナーで、自分でデザインした無線機を持っていた。いろいろ制約がある厳しい世界だと思うけどカッコいいなあ。彼が最近地平線通信に発表したサバイバル山登りの手記がなかなか感動ものだった。モノづくりの人間と探検冒険が結びつくのは面白い。というか、必然的にそうなるのかも。

今日の最大のサプライズはC県からいらしたKYさん。僕が7年前に取材をさせて頂いたN県のWRさんの娘さんだ。WRさんは当時80代を越えてなお矍鑠として山作りに励む林業家。その後連絡は取っておらず消息は聞いていなかったのですが、米寿を迎えてまだまだ元気に山に通っているとKYさん。僕の描いた似顔絵を拡大コピーしてご自宅の居間に飾り、お客さんとの話題に供していると話され、写真も見せてもらいました。僕のようなマイナー絵描きの仕事も少しは誰かのお役に立てる証拠ですね。エエ話やなー。WRさんにまたお会いしたくなった。とても頭の回転が速く、お話が面白い方と記憶してます。

そのWRさんの似顔絵を表紙に描いた雑誌「林業新知識」の当時の編集長MT君が、そろそろ日が傾きかけて来た頃にご家族で来てくれた。搬入のときも貴重な夏休みを使って手伝いに駆けつけてくれたので、今回は遠慮して手伝いのお願いをしていなかった。でもそのつもりで来てくれたんだね。このあとの搬入では勝手がわかっている彼の存在がとても大きかった。ギャラリークローズの間際になるとお手伝いをお願いしたパントマイマーのFちゃん、高校友人のKちゃん、今回アーティストデビューしたスーパースタッフのYIちゃん、そしてカミサンも勢揃い。強力助っ人のMT君に加え、終了10分前にお客さんとして駆け込んで来た山仕事仲間のSK君とKAさんを巻き込み撤収作業開始となりました。作業が始まってから来たお客さんがさらに一人。一時期結構長い間一緒に仕事していたSJさん。自然保護NPO等の仕事も多いライターで、外見は飄々としていながら、頭の回転が早く舌鋒は鋭い。撤収作業でばたばたした中をくるっと見て回って、じゃあまたねと去って行った。10日間の「ハナタレ展」最後のお客さんは彼女でした。さすが押さえどころに現れます。

搬入の時は7時間くらいかかったけど、撤収の人数も多いせいもあってあっという間に1時間ばかりで車への積み込みまで終了。ガランとしたギャラリーの中で記念写真。お越し頂いた皆様、手伝ってくれた大勢の友だち、そしてギャラリースタッフの加藤さんと美和さん、ありがとうございました。

自宅間での道も空いていて順調。途中借りたものを返しにMJさん宅に寄ったところ、お客さんに来ていたパキスタン在住のWAさんとお会いした。以前地平線会議で報告をして頂いた時に似顔絵を描いたのだが、ご本人に会うのは初めて。最後までいろんな人に会う。帰宅後Kちゃんのプリウスに満載した荷物もあっという間に運び込んですべて終了。Kちゃん最後までおつきあいありがとう。この長ったらしいブログに最後までおつきあい頂いた皆様もありがとうございました。毎日書くのが大変でしたーーー。どっとはらい。

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再会

9月24日(土)

昨日来て頂いた人数をちゃんと数えてみたら60名近い。昨夜、地平線会議報告会があったので、会場に向かいがてら来て下さった方も多かった。昨日は僕も報告会にギリギリ間に合い、その後2次会でビールを飲み、いい気分で家に帰ってみたら仕事が一件締め切りを過ぎていた事に気づいた。とたんに酔いがスーッと醒め…という事は無いが、とにかく締め切りが大幅に過ぎていたので机に向かう。しかし眠くて眠くて眠い。何もアイデアが出てこない。とりあえず寝て、朝描く事に。どこかで「朝出発前に描けるのか?オレ」的な疑問符を頭の中に抱きつつ。起きたのは7時半。早速机に向かったら、すっとアイデアが出て来た。前夜は全く頭が働かなかったのに、さすがに「眠り」の威力はすごい。アイデアさえ出ればこっちのもの。するすると仕事をしてなんとか9時過ぎに完成してデータ入稿してセーフ(すでにセーフじゃないっつの)。

昨日はオープンから人が多かったので少し早めにギャラリーへ急ぐが、誰もいない。ちょっと拍子抜け。ブログを書こうと思ってパソコンを開いたところに現れたのは、どこかで見た顔…中高の同級生のCK君だった。30数年振りの再会だが、すっと彼の名前が出て来たのには自分でも驚く。彼もまさかわからないだろうと思っていたそうだ。

お昼頃、MJさん(このブログの管理人)と大学時代の悪友HMと食事に出る。店を決めたところで、ギャラリーに「食事中」の張り紙をしに戻ったら、わずかな隙にお客さんが二人来ていた。一人は詩人のKKさん。お嬢さんが美大生で、以前作品を見せて頂いたことがある。そして友人の映画ライターKM嬢。実は数ヶ月前にある約束をすっぽかした事があって、彼女には頭が上がらないのだが、怒っていないと聞いて一安心。MJさんやHMとも旧知なので一緒に食事をする。その後結局彼女はずっとギャラリーのクローズまで滞在した。次々と来るいろんな友人達の話を聞いているのが楽しかったとか。さすが物書きの好奇心はすごいや。昼食後戻ると昨日地平線会議に参加するために再び長野から上京したKYちゃんが、Tシャツの在庫を持って来てくれた。今日の午前中、武蔵野美術大学構内に展示されている「海のグレートジャーニー」で使用された舟を見てきたそうだ。

高校時代の友人C公とIKさんが連れ立って登場。大柄で華やかな二人はこういう場所に似合うなあ。中国との仕事取引が多いC公が「チベットの旅絵日記」を絶賛してくれたのは嬉しい。和太鼓仲間も三名来て、この絵日記が気に入ったとあとでメールをくれた。18年くらいも前、メコン川の源頭部探検調査隊に同行した際の絵日記なのだが、何しろその場で書きなぐりの絵で字も読みにくいから、人目に触れていいものかと思っていたのだが、面白いと言って頂く事が結構多い。C公に寄れば、ここに描かれている光景はすでに無くなっているものも多いし、そういう意味でも貴重だと言う。クローズ近くにはC社のKMさん。かつては仕事でずいぶんお世話になり、最近ではNAHAマラソン仲間だ。職場が変わったため、挨拶回りの付き合いで飲み会ばかりで走ってないというが、相変わらず逞しい。僕もこのところ全然走っていない。NAHAマラソンはもちろんエントリーしているが、10月半ばのフルマラソンにもエントリーしているので、この練習不足状態はかなりヤバい。多分体重も増えてしまってる。明日で個展も終了なので、ちょっと心と体勢を入れ替えないとね。ギャラリークローズ後、KM嬢と界隈を散歩して帰る。

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ヤバい

9月23日(金/祝)

11時半頃ギャラリーに行くと、ヒトが溢れている。今日は一日で50名近い方に来て頂いた。ビックリ。嬉しくて浮かれておうちに帰ると仕事が締め切りを過ぎていると言う警告。時刻は午前0時50分。これから仕事だー。

9月23日のヒトコマ

9月23日のヒトコマ

今日面白かった出会いは、友人のKちゃんが連れて来てくれた書家のHSさん。モデルかと思うような長身の美女だがとても気さくで楽しい方だった。「書家」というイメージを軽々とぶっ壊してくれて心地いい。アート書家と名乗り、書道パフォーマンス等も含めた多彩な活動は基本的にセルフプロモーションだという。すごいなあ。

もう一つ、6年前に取材した山梨県の林業家NMさんとの再会も嬉しかった。読売新聞の記事を見てご家族で二時間かけて来てくださった。とても穏やかな人柄の中に、森に対する情熱を秘めている方。いま厳しい状況にある日本の林業界を変えて行けるパワーを持った人材だ。絵の好きなお嬢さんも一緒に来て、朝一番の嬉しい出会いだった。

地平線会議の仲間でウルトラランナーのKHさんは今回のためにシャケの薫製を準備してくださったそうだが、あまりにも大きなシャケだったために燻蒸が進んだ仕上げ間際に落下してしまい、結局失敗したそうだ。そのとっても残念な証拠写真を見せて頂いた。KHさんの素晴らしいホスピタリティーにはいつも敬服する。尊敬する先輩にこういうお気持ちを寄せて頂いて何も返せない自分が歯がゆい。

クローズ間際には大学時代の映画仲間のTR、MN、そしてロッカーのMHが来てくれる。皆で一杯飲んだあと、地平線会議会場へ。ギリギリ間に合い、今日のためにまた長野から駆けつけてくれたKYちゃんと二人で鮭Tシャツの協力呼びかけを。御蔭様でかなりの売れ行きだった。その後2次会でいい心地になって帰ったところが…(冒頭に戻る)。

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招き猫

9月22日(木)

台風一過。快晴の朝日が照らし出したのは、昨日の台風の風に煽られて庭木が盛大に枝葉をまき散らしたカオスな状況だ。近所迷惑になるので、朝食もとらずに起き抜けに落ち葉掃きにかかる。そういえば昨夜の台風ピクニックの途上、散らかった街路樹の落ち葉を従業員総出で掃除しているお菓子屋さんを見かけた。まだ風が残っている中で、折れた街路樹の枝条を片付けている造園業者もいた。素早く市から発注を受けて夜の臨時仕事に駆り出されたのだろうか。世の中はこうした地道な仕事をこなしてくれる人達で成り立っているんだとあらためて思った。落ち葉を片付けたあとは庭に散乱しているいろんなものを乾かしたり、昨日の濡れものを洗濯したりと結構忙しい。その後ホームセンターにネズミ取りを買いに行く。ここ数年我が家にはネズミが棲み付いている。二匹の飼い猫は全く役に立たず、仕方なくゴキブリホイホイみたいなネズミ取りを時々仕掛ける。ここ数日太った奴が我が物顔で走り回るようなので、とりあえずの標的はこいつだ。たまに夜中に台所等で出くわすと、結構可愛い顔はしてるのだが、あの長い尻尾は気持ちが悪い。何より不衛生なので、手を合わせつつ殺生をするはめに。天井裏にアオダイショウでも棲み付いてくれれば出てってくれるのだろうか。

2時頃ギャラリーに行くとすでに二人ほどお客さんが帰った後だった。お二人ともいろいろお世話になっている方で、会えなくて残念。お一人その場に居合わせた方は、昨日の読売新聞朝刊に掲載された「ハナタレ展」の紹介記事を見て来てくださった方だった。長野県出身の同世代の女性だ。読売新聞に連載している「銀幕一刻」を楽しみにしていると言われる。自分の関わった記事がどんな人に読まれているのか、そもそも読んでいる人がいるのかどうか、イラストレーターと言う立場で普段は確かめ様もない。だからこうして”読者”という未知の方にお目にかかれるのはすごく嬉しい。少々面映い気もするけども。今日はもうひと方やはり記事を見て来て頂いた。偶然だろうけどお二方とも自分でも絵を描かれる方だ。画材や紙等について質問をされる。こういう事も新鮮で面白い。他にも、ショウウィンドウに飾ったハナタレ招き猫を見て入って来たと言うお客さんも。今回の個展用に真っ先に作ったこのハリボテ猫は、結構お客さんを招いているようだ。売って欲しいと言う声もいくつか掛けて頂いた。我が家のコチビと言う現役猫がモデルなので、何となく手離し難く、曖昧な返事で逃げている。

天候が変わって雨が降り始めた頃、お客さんから近所で迷っている旨の連絡がギャラリーにあった。「すぐ近くみたいなんですけどね」と道順を説明したオーナーの加藤さんが心配そうに外に目をやる。二度ほど電話があってうろうろしてる気配だ。方向音痴の方なんですかねと加藤さんと話していたところにようやく入って来たのは、なんと日本を代表する探検家のSYさんだった。「地図がわかりにくいよ」と笑いながら差し出したコピーは雨に濡れて半分崩れている。SYさんとは地平線会議で昔からお見知りおき頂いている。つい最近まで”携帯電話を持っていない仲間”だったのに、今日は携帯を持っているではないですか。「台湾から石垣島に舟で向かったとき、ゴールのタイミングを知らせる必要に迫られて持たされたんだよ。つい最近買ったばっかりだよ」とSYさん。また一人、非ケータイ仲間が転んでしまった。今回展示しているゾートロープ(映画の原型のぱらぱら漫画のような装置)に掛けている動く漫画のモデルはSYさんだ。サルからヒトへのメタモルフォーゼが繰り返される絵は、人類の拡散ルートを人力で辿る旅を続ける探検家へのオマージュ…なのだが、SYさんは相変わらずお忙しく、これを説明する前に慌ただしく壁の絵を見て、ゆっくり話をする間もなく次の約束の場所に行ってしまった。

地平線会議の仲間、HYさんにも久しぶりにお目にかかれた。昨年出産して子育てに忙しいなか、時間をやりくりして来てくれたのは嬉しい。彼女も自宅の一角にギャラリーを設定しているそうで、今度尋ねてみたい。イラストレーターのMRさんとは二年前の個展以来の再会。元はと言えば地平線会議の仲間を通じて知己を得たのだが、前回はあまりゆっくり話ができなかった。お話しして見るといろいろと共通点があって、いっそう近しい感じを受ける。同業者とはいえ、僕はまだMRさんの絵を見た事がないので、いずれ目にする機会が楽しみだ。やはり地平線関係では編集者のKMさんもいらしてくれた。登山家で、この夏はマッキンリー山に登って来たそうだ。僕も30年前の秋に裾野のデナリ国立公園でしばらくキャンプをしていたことがある。ガイドツアーもあったはずなので登れば良かったなあ。KMさんはその時居合わせた僕の高校時代の友人FYと話が弾んでいた。FYも山好きで、インド駐在の折りにネパールの山にアプローチ等したそうだ。彼は大手企業に勤めるバリバリの企業人で普段あまり接点がないのだが、高校時代は文学青年でナイーブな一面が印象に残っている。FYがベトナムに駐在しているときにたまたま僕も行く機会があり、現地でお酒を飲んだことも。聞けばタイに駐在していた時期もあり、丁度その頃僕も頻繁に足を運んでいたのだった。彼の居たバンコクからはずいぶん遠い場所に僕は通ったのではあるけど、知っていればタイでも飲めたなという”もしも”話。

6時過ぎに山仕事仲間が数名集まってくれた。ドキュメンタリー映画監督のYKさん、カメラマンのTTさん、編集者のMT君とKS君。皆山で一緒に間伐をしたり、ツリークライミングをしたりする仲間だ。ところがもう一人来るはずの映画プロデューサーHCさんがなかなか来ない。電話で迷っている状況を聞くに、どうも自分の現在位置がわからなくなっているようだ。この付近に明るいTTさんが道順を説明しても、出発点が曖昧なのでますます迷っている様子。迷った挙げ句、結局タクシーでどこからかやってきた。着いたのはいいけど迷っている間にギャラリーはクローズ時間になっている。オーナー加藤さんのご好意でしばらく見せて頂き、その後用事のあるKS君以外の5人で飲みに行く。またも先日行ったモツナベの店に。YK、HC、TTの三名が今回参加し、昨年はMT君と僕が参加したチェンソーのワークショップの話に花が咲いた。このメンツにしては比較的早じまいで帰宅。でも結局日をまたいでしまった。

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今日の予定です

9月22日(木)

やっぱり台風一過の快晴ですね。良かったです。でもうちは古家なのであちこち大変。ついには天井に雨漏りまで(!)。庭や道路に落ちた枝葉の掃除等を朝からやってます。というわけで今日は2時頃にギャラリーに行くつもりです。

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台風

9月21日(水)

韓国映画「アジョシ」を見る。ウォンビンと言う甘いマスクの兄ちゃんが主役なのだが、これが滅法界に面白かった。軍の特殊工作員という過去を隠し市井の片隅でひっそりと生きる青年が、孤独でけなげな少女を救うために立ち上がると言う、ザックリとそんなお話だ。しか−し、その背景に子供を始めとした闇の臓器売買組織の動向が絡む。悪人にもいろいろいるけど、金儲けのために平気で子供を殺す悪人には同情も共感も一ミリも入り込む余地が無い。それだけに、ヒーローが悪役を倒す=殺すことに無条件でカタルシスを感じられる。昔の任侠映画だと道理の通らない悪行に主人公が耐えに耐え、ついに堪忍袋の緒が切れると言う展開。マカロニウエスタンなら、凄腕のガンマンが利き腕を折られ、袋だたきのリンチを受け、九死に一生を得てついに復讐の火蓋が切られると言うところかな。とにかくウォンビンがめちゃくちゃカッコ良い。口数少なく、悲しそうな目をした殺人マシーンと言う役どころがぴったりだ。そして子役のキム・セロンが良い。どこにでもいそうな、ある意味平凡な容姿なのに、目の演技が自然で、セリフには本当に気持ちが籠って聞こえる。どんな名優も子供と動物の演技には勝てないと言う。確かにセロンは子供だけど、子供ということに寄りかかっているだけでない演技力を感じる。だからこそ、さして縁も無いウォンビンが命がけで彼女を助けようとする動機に共感できちゃう。2時間こんなにハラハラドキドキの映画もなかなか無いです。ただし、血しぶきが飛び散る映画なので、その向きが不得意な人はご注意を。

ほとんど気分はウォンビンとなって映画館を出るとどしゃ降りだった。もちろんウォンビンは雨なんか気にしないわけで、僕も傘をささずに小走りで駅へ向い、ギャラリーへ。台風が来ているこんな日にお客さんは居ないだろうなと思ったが、早速お一人待っている。江戸芸のエキスパートのAさんが、昨日は切らしていた手ぬぐいを買いに再度来てくれたのだ。早速お渡しし、しばし歓談。その後はお客さんの影もなく、静かなギャラリーで頼まれている和文英訳に頭を絞る。英語が得意なわけじゃないんだけど、ちょっとした経緯で引き受けた。なかなかムヅカシイが、まず日本語をもう一度別の日本語に置き換えるような作業をする必要があって、それが面白い。

そんな事をダラダラやっているところにまさかのお客さん。なんと20年振りくらいにお会いするSEさんだ。彼女は地平線会議の仲間で登山家だった。結婚、出産後子育てに忙殺され、いつのまにか地平線会議も縁遠くなってしまったとか。それが今朝の読売新聞に掲載された「ハナタレ展」の紹介記事を見てやってきてくれたという。こんな出会いがあるから世の中面白いですね。絵を見るより何より、まずしばらく彼女のこの20年のお話に聞き入ってしまった。その後絵を見てくれたが、なんと読売新聞「銀幕一刻」のイラストと記事はほぼ最初からずっとスクラップしているそうだ。この連載は15年目に入るので、相当な数になっているはず。有り難い事です。

SEさんが帰った後はますます風雨が強まる。とはいえ、ギャラリーは気密性が高いので、あまり外の音も聞こえずそんなに危機感を感じなかった。そこへカミサンから早く帰った方がいいよと言う忠告の電話。なんと電車がどんどん運休になっているとか。まだ5時だったが、今日は早めに切り上げることにし駅へ急ぐ。突風が吹き、傘なんかさしていられない。またもウォンビン気分で雨に濡れながら歩く。おまけに今日着ているのは「雨ニモマケズ」の鮭Tだしね。実を言えば僕は台風の日の怪しい雰囲気が結構好きだ。沖縄の友人等には眉を顰められそうだが、少なくとも関東の台風は嫌いじゃない。豪雨で道路がたちまち川のようになり、アスファルトの下に隠れて普段見えない土地の起伏や谷や沢が見えて来る様は、東京の厚化粧が洗い流され、田舎娘の正体が露になるようで、面白くて好きだ。

すでに総武線も中央線も停まっていたので、大江戸線と丸の内線を乗り継いで荻窪まで行き、そこから家まで楽しいハイキング。以前ジョギングしたときはゆっくり走って1時間だったので、まあ荷物を持って歩いて1時間半と読む。実際は1時間40分かかったが、途中で買い物などしたのでまあまあこんなところかなあ。三鷹駅付近の沿道には街路樹の折れた枝や壊れた看板等が散乱していた。相当風が吹き荒れた気配だ。しかし家に着く頃には風も収まって来て、雨は上がっていた。久しぶりに運動不足を解消できてよかった。明日は台風一過の快晴かな?

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今日は2時頃出勤

9月21日(水)

今日は用事があるため、長野亮之介がギャラリーに行くのは午後2時くらいになると思います。その後はクローズまで在廊するつもりです。すみませんがよろしくお願いします。

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初めてのお散歩

9月20日(火)

雨模様で気温も急に低くなったので、久しぶりにジーンズを穿いた。夏場はほとんどずっと短パン、Tシャツ、サンダルの生活なので、今回の個展でもこれまでは短パンだったのです。今日来てくれた友人のKMさんから開口一番「ハレの場なのに、なんでいつもと全く同じ格好してるわけ?少しはオシャレしたら?」と言われてしまった。そうかー、僕としては襟付きのシャツを着てるだけ、いつもよりよそ行きのつもりだった。まして今日は長いズボンを履いているのになー。KMさんはライターで作家。高校の先輩でもあり、地平線会議仲間で遊び仲間でもある。彼女の単行本の表紙はこれまで3冊手がけさせて頂いた。そのうちの一冊の表紙原画も今回展示しています。

これから仕事と言うKMさんが帰った後はお客さんが途絶えた。丁度お昼時だったので、はじめて近所にお昼を食べに出かける。この辺りは路地も多く、その奥に興味深いお店がぽつんとあったりして面白い。食事をしたあと少々散歩をする。今回ギャラリーに通うようになって初めてのお散歩だ。とはいえ、あまりゆっくりしていてお客さんと会えなくても申し訳ないと思い、40分ほどの外出で戻ったのだが、小学校時代の友人IMさんが来て帰ってしまったあとだった。今回初めて直接会えなかったのが残念。しかしその後はまた無人のギャラリー。来週に読売新聞の締め切りが有るため、映画を見なくてはならない。お客さんも来ないので、配給会社から送られて来たある映画をDVDで見始める。しばらく見たところで初日に来てくれた地平線会議仲間のSRさんが、その時にじっくり見られなかった絵日記や、会場で流しているDVD映像(内容は僕の絵の紹介)等を見たいと言ってまた来てくれたのも嬉しい。

やはり地平線会議の古くからの友だちで、プロのケーナ奏者のNRさんとピアニストのN夫人、長男のSちゃんも来てくれた。ご夫婦とは「品行方正楽団」というバンド仲間でもある。二年前の個展の際は、パーティーの際に楽団で演奏をしてくれた。僕のようなトーシロー(素人)と一緒にバンドごっこをしてくれる、とても寛大な心の御夫妻なのだ。このバンドにはカミサンのジュンコも三線パートで参加している。彼女も忙しくてこれまで来られなかったが、今日初めてギャラリーに来てくれた。こじんまりしてオシャレな場に驚いたようだ。僕らは高校一年生のときの同級生だが、三年生のときの同級生、KSも来てくれた。当時の文化祭のために作った8ミリ映画があるのだが、彼はその監督、僕はその撮影担当だった。高校生活最後の夏、僕らはかなり映画制作にのめり込んだ。出来た映画は評判を呼び、上映会場には順番待ちの列が出来た。そしてその映画に関わったコアの仲間はほとんど浪人したと言うオチがついたのだった。

長野県でペンションを経営するFKさんも来場された。テキスタイル作家のAAさん、裂き織り作家のNYさんも一緒。三人とも昨日のデモ友だ。FKさんが昨日宿泊した宿からは神宮球場が見下ろせたとか。双眼鏡があったら試合が見られたかもしれない。実はこの個展が終了したらすぐ、彼女のペンションでお話会をすることになっている。「旅の話をなんかしてよ。あと、お絵描き教室もやってね」と言われ、(いつもの通り)あまり考えずにお受けした。ギャラリーに詰めてもヒマだろうから、その間に何か考えようと思っていたのだけど、今のところあまり考える余裕がなく、どうなる事やらわからない。昨年4月にFKさんを始め数名でコスタリカの旅をした。彼女の驚くほど豊富な人脈を便りにドタバタの二週間だったが、その時もかなりユルいノリでなんとか乗り切った。という事できっとなんとかなるのじゃないかな。

今回展示している作品の中で一番新しいのはひときわ大きい屏風絵。縦横160センチほどの二つ折りの屏風にアクリル絵の具で描いた柳とピンクの雲がででんとある。これは「座敷おやじ」というお芝居の中で使われた小道具。上演は今月の初め9月2〜4日の三日間6公演だった。お芝居の座長であり、役者でパントマイマーのHFちゃんから依頼された仕事だ。芝居の中で披露される幇間のお座敷芸で屏風を使うのだ。普段の仕事で描く絵とは全然違う大きな枠で思う存分筆を振るえ、とても興味深く楽しい仕事だった。描画面積が大きくて予想より制作時間がかかったが、結果的にはこの絵に向き合ったおかげで展示作品にメリハリが出来た。 僕に賭けてくれたHFちゃんにはすごく感謝しています。そのHFちゃんは初日にギャラリーに来るつもりだったのに、道を間違えて結局たどり着けず、その日は断念。今日ようやく来てくれたのでした。彼女のお芝居ではいつも裏方を手伝っているMさんと今回の個展に大活躍してくれたウルトラスタッフのYIちゃんも来てくれた。そこにHFちゃんのお稽古毎で姉弟子に当たるAさんが御来場。彼女はこのギャラリーのご近所さんで、初日前日の立て込みの時に見学に来た人だ。僕はHFちゃんの前回の芝居でもチラシを制作したのだけど、そのチラシを一目見て絵を気に入ってくれたのがAさん。今回もチラシのイラストを気に入って芝居を観劇し、その上で個展にも足を運んでくださった。とても芸事が好きな方で、たとえばナンキン玉スダレだとか、トウハチケン等江戸時代からの伝統的な大道芸やお座敷芸を学んでいる。面白い人がいるものだと感心しきり。

今日最後にドアを開けたのは山仕事仲間のKMちゃんと旦那のK君。おめでたで来年1月出産予定のKMちゃんは会うたびにお腹が大きくなる。このしあわせなK家の結婚記念に製作した手ぬぐい原画も今回展示している。会場の手ぬぐいコーナー一番下段に展示した黄色い印象の手ぬぐいがそれだ。彼女が宮城県鳴子の出身のため、名物のこけしや彼女の想い出に残るふるさとの風景等をデザインしたもの。このデザインの想を練るために彼女の故郷を訪ね、いろいろ案内して頂いたのを思い出す。ギャラリークローズの時間になったため、KM夫妻とHFちゃん、YIちゃん、Mさん、そしてカミサンと7人で一杯飲みに行く。ギャラリーのごく近所でモツナベのお店を発見し、突入。まだ開店一年くらいのお店で料理もおいしかった。なんといってもトリカワ(焼き鳥)が一本50円とはいい事だ。顔ぶれも普段に無いメンツで楽しい。結構お酒が強いKMちゃんはさすがに今は(あまり)飲めないといってノンアルコールビールを頼む姿が珍しかった。神宮前二丁目界隈はまだまだ面白いお店がいっぱいありそうだ。

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デモ初参加

9月19日(月/祝)

午後1時に千駄ヶ谷駅へ。いつもギャラリーへ行くのに利用する駅だが、今日は「さよなら原発1000万人アクション9.19」に参加するために降りた。とにかくすごいヒト、ヒト、ヒトの波にビックリ。電車からホームには降りても、ホームに人が溢れて電車のドアさえ閉まらずなかなか発車しない。階段を下りて改札を通るまでに10分以上かかった。改札を出たところで友だちと待ち合わせ、という段取りだったけど、あまりにも人が多くて見つかりゃしない。一緒に行ったかみさんの携帯電話を借りて連絡を取れた。僕はケータイを持たないのだが、こういう時はケータイの有り難さを感じる。ようやく長野県から上京して来たペンションオーナーFKさんとそのお仲間達と合流。編集者のYSさんとは10年振りくらいの再会。大学時代の同期KYとも久しぶりに会った。山仕事仲間のH姉さん、宮崎っ子のHちゃん、アカデミックMちゃんも合流し、更に鮭TプロジェクトのKYちゃんとSネエも無事合流。

早速人の流れに乗って集合場所の明治公園に向かう。総じて年配の人が多い気はするが、親子連れや、乳母車を押したおかあさんも多く、オシャレな若者もそれなりに混じっている。皆さん、あまり気負った感じではなく、ピクニックにでも行くような笑顔の人が多いのがいい感じだ。かくいう僕も、デモに参加するのは初めて。学生時代にサークル会館の解体反対デモか何かに出たような気がするが、それ以来の「デモ」だ。集会主催者は「パレード」と表現している。ダラダラ歩いて記念イベントが開かれている明治公園に着いたとき、ふと前を歩いている見覚えのある顔が。一昨日個展に来てくれたTYさん。そしてその友人のKFさん。彼女は大変お世話になっているドキュメンタリー映画のプロデューサーで、とても素敵な女性だ。まさかこの人混みの中で偶然会えるとは思わなかった。実はKFさんには個展のDMを送り忘れていたのでここでお渡ししたが「私には送ってくれないのねって怒ってたのよ」と笑いながらおっしゃるので恐縮した。あちこちに不義理をしているなあ。ここではまた別の女性からも声をかけられた。訊いてみると、今年のゴールデンウィークに訪れた福島県山都の堰浚いボランティアの場所でご一緒していた方だった。ずいぶん偶然の再会が続く。KFさん達とは別れ、人で溢れて入れない集会場所を目指すのを諦め、一足先にデモの出発地点へ。ここには福島の住人達を始め、様々な団体の幟が立ち並ぶ。「幟って、テンション上がりますよねー」とSネエ。福島住民の幟に見える「怒」とか「怨」という文字が重い。ここでどこかの団体が配っているプラカードをもらった。片面には「原発はいらない」もう片面には「エネルギー政策の転換を」とある。イベントが終わり、デモの先頭付近である僕らの待機場所の前に少々の人だかり。人混みの中心あたりに大江健三郎さん、落合恵子さん、内橋克人さん等の顔がチラリと見えた。続いて福島の幟や釜ヶ崎の幟等、団体の幟がゆらゆらとパレードして行く。戦国時代の武将隊の移動はこういう感じだったのだろうか。きっと沿道には隊列という「市場」を当て込んだ食べ物屋等も出たりしたんじゃないかなあ?福島隊のあとを追うように僕ら一般人のデモもスタートする。もっと混んで歩きにくいのかと思ったが、スイスイと歩けたのは意外。多分先頭付近だったからだろう。マラソン大会でも、先頭はちゃんと「走れる」が、中盤から後ろになるとスタート後20分くらい「人混みがすごくて歩くしかない」という事もままあるから。回りに歩いている方々は、そこらにいるごく普通の人達という感じだ。こういう人たちすら声を挙げたくなるほどの「原発と言う愚策」は考え直すべきなのだと思う。そこへ主催者側の宣伝車が来て、シュプレヒコールの音頭を取り始めた。曰く「原発やめようー」とか「命が大事ー」とか、「命を守ろうー」など昔聞いたような“あおり”口調。女性が甲高い声で叫ぶので、ヒステリックに聞こえるし、滑舌が悪くて時々何を言っているかわからず、唱和したくても出来ない。「え?今“原発守ろうー”って言わなかった?」「いやいや、“原発やめよう”と“子供を守ろう”が混じったんじゃね?」なんて思ったが、滑舌が悪いのが原因だろう。もちろん趣旨は理解しているつもりだし、その上で賛同して来ているのだが、更に言えばヒステリックなシュプレヒコールにすごく違和感を感じた。あれでは沿道の人がふと参加するって言う気にはならないかも。共感を得なければいけない立場なのに、もう少し考えて欲しいと思った。

途中外苑前あたりで皆で列を離れて一服。丁度見つけた屋台風のお店で餃子と唐揚げ、そしてビールを少々。みんなお腹がすき、喉も乾いていたのでいいタイミングだったかもしれない。このくらいの気楽さでアピールするのもいいんじゃないかと思う。途中歩く速さの違いもあって少々離れていた我らの仲間はここでようやく全員再合流。餃子が蒸し上がるのを待っている間に、あとから来た山仕事仲間のMネエとその友人SMさん夫妻にも出逢えた。

千駄ヶ谷の青年会館前を出発してかれこれ3時間ほどでゴールのNHK前着。流れ解散なので締めも無いが、何となく名残惜しい。売店で飲み物等を買い、日比谷野外音楽堂近くのベンチで乾杯。まだまだいろいろなデモ団体が続いており、人々のやり場のない怒りのエネルギーを感じる一日だった。主催者発表で6万人が参加したという。これがマスコミでどのように報道されるのだろうか。

フクシマ隊

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19日は定休日です

ハナタレ展ブログ管理人の丸山です。今日19日の月曜日、GALLERY HIPPOは定休日です。せっかくお越しいただいてもハナタレ展はご覧いただけません。ご注意ください。ハナタレ展は、25日の日曜日まで開催です。

この前の画伯の投稿のタイトル「一息つきましょうね」はそういう意味で、みなさんおわかりのことと思いますが、念のため書いておきます。

画伯も、毎日深夜に帰宅してブログを書くのは大変でしょう。ひと息入れてください。

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