三日目です

猫見遊山日記

おはようございます。「そこをまがると」展三日目です。あれあれ、天気予報と違って曇り空です。今日は日曜日なので、12時半から17時まで、僕は終日在廊予定です。

今回のメインの展示は二本柱。フランスの心象風景と、パリの画家たちの似顔絵ですが、そのほかに普段やっているイラストレーターとしての仕事の原画も数点飾っています。

その一つ、読売新聞で連載している「銀幕一刻」は絵と文で映画を紹介するコラム。かれこれ25年くらい続いています。登場人物の衣服やアクセサリー、その他ファッション的要素と物語を絡めて紹介するという趣向なのですが、毎回苦労します。映画が面白くても物語に絡めるアイテムが見つからなかったり、その逆も。その文、ちょっとナナメに映画を見られるのは面白い。

昨日は、このコラムのファンだという方がいらしてくれました。ちょっと都心から離れているところに住んでいらっしゃるので銀幕一刻で紹介するタイミングと、地元での上映期間がずれることがあるとのこと。それで、ブルーレイを買って繰り返しみてらっしゃるそうです。普段、どういう方が見てくださってるのか、こちらにはわからないのでこういう出会いは嬉しい限り。熱心な映画ファンの方にコラムが読まれていることを思うと、ちょっと身が引き締まる感じです。

今回展示した「銀幕一刻」の2作品。上が『ケイコ 目を澄ませて』(三宅唱監督)、下が『ノースマン 導かれし復讐者』(ロバート・エガース監督)