1日目無事終了

猫見遊山日記

「そこをまがると」展、第一日目終了しました。お越しいただいた皆様、ありがとうございました。30名近くの方に来ていただき、好意的な感想をいただいてとりあえずほっとしてます。今回はメインの絵がフランス旅の風景画で、面白くなかったらどうしようと思っていたんだけど、いつもと違う感じが悪くない印象のようでした。嬉しいなー。副題に「フランス猫見遊山」と謳いましたが、実はフランス旅の間、思ったよりは猫に会いませんでした。でも心象風景というつもりで、どの絵にも猫を描いています。

また、サブの絵では、パリで活躍した画家たちの似顔絵を描きました。会場のボードにも説明したのですが、それまで教科書でしか見ていない印象派以降の画家たちの実物の絵を見て、そのサイズにびっくりしました。このキャンバスに向かった画家たちはどんな体格で、どんな顔をしていたんだろうと興味が湧き、画家たちの絵を描きたくなったのです。なるべく若い時の姿を描いてみました。例えばピカソは長生きしたので、どうしても晩年の姿のイメージが強いですが、まだ若くて髪の毛もフサフサしたピカソを描いています。会場でご覧になってくださいね。

 ギャラリーまでの出勤(?)は、いつも東京駅から行くのですが、今日も昼頃の東京駅はやたら人で混雑してました。株式会社●●の旗を掲げた人に率いられた新入社員の一団が列を作っていたりして、年度末で人の動きが一段と激しくなっている感じ。八重洲南口の高速バス乗り場を通り過ぎる時はこれもまたいつものように、「今このバスに飛び乗れば、北関東や関西、四国まで行けるのになー」と思います。あとで聞いたことだけど、今日で八重洲ブックセンターが店じまいだったとか。あ〜よっておけばよかった。寄って来たという知人の情報では、人出も凄かったようです。

今日は閉廊後、先輩二人と飲みに行きました。僕は大学卒業後、1年だけ会社に勤めたことがあります。赤坂にあった編集プロダクションなのですが、その頃の先輩です。お目にかかるのは久しぶりで、お一方とはそれこそ40年ぶりくらいの再会でした。積もる話もあるので早くどこかの店に入ろうと思ったのですが、なんと街はめちゃめちゃ混んでました。どの店も満員で断られてしまいます。年度末、金曜日というタイミングなんですね〜。さまようこと1時間近くしてようやく居酒屋に入れましたが、店内も混雑し、注文がなかなか通らない。まあそれでも懐かし話に花を咲かせました。