二日目、花見日和。

猫見遊山日記

おはようございます。「そこをまがると」展二日目、今朝も天気が良いですね。本日も12時半から19時まで。僕は終日在廊予定です。お花見がてらもし気が向いたら、寄っていただければと思います。

 天気がいいと、シジュウカラのツピツピというさえずりも軽やかに聞こえます。うちの庭のソメイヨシノもだいぶ葉桜になってきました。お花見はこの週末がラストチャンスですね。庭の花は他にダイコンバナ、クリスマスローズ、タンポポなどが盛り。ふと見たらスイセンが一輪だけ庭の片隅に突然咲いてます。ほとんど手入れもしない雑庭ですが、勝手にいろんな命のめぐりがあるんだと思うとワクワクします。僕の描く絵は植物や動物、人物などが比較的多いのですが、今回の個展で展示しているメインの絵では建物がやや多め。建築物は直線が多くなるので難しいです。二週間ほど前に都美術館で「エゴンシーレ展」を見ました。シーレの描く建物はどれも直線が少なく、まるで生き物のよう。こういう表し方もあるんだなと思いました。確かに、パリやマルセイユの街は石作りの古い建物が圧倒的な存在感で迫ってきます。森を描くようにこの街を描けたら面白いなと思います。