めぐる花の日記

 関東は昨日梅雨入りしたというのに、昨日の雨から一転、今日は気持ちの良い晴れです。日差しは暑いほどでした〜。こういう天気のいい日は外出したくて落ち着かないんだけど、ミニ個展「J…花めぐる庭で」の準備で今日もおうち生活です。ちなみにこの個展タイトル、「J」は淳子(JUNKO)の頭文字で、そのあとの「…」は今年で三回目の意味です。命日に開いているミニ個展が三回目というわけでした。「J」の文字は書道筆で書いてます。筆は以前から好きで画材としてよく使うのですが、この2年半ほど書道を習っているので、筆の運びにはちょっと気を使うようになりました。ずっと以前に、水墨画を中心にした展覧会をした事も有るんだけど、いま思えばメチャクチャな筆の使い方をしてたな〜。でもある意味自由でした。

 展示予定の絵はほぼほぼ完成が見えて来てるんですが(いまだに完成してないってことですね)、今日は地平線通信(探検冒険旅仲間の同人誌)に描いている8コママンガを描かなくてはならず、アイデアを絞り出し中。先日友人のカミヤさんと歩いた三鷹〜調布の川歩きをネタにするつもりです。キャラはできて来たんだけど、オチが出てこない。困った。あと、一絞りなのにな〜。気分転換に散歩でもして来ようかな…。

めぐる花の日記

 おはようございます。長野亮之介です。今日は6月14日。そろそろ梅雨入りなのか、雨の月曜日です。“雨の日と月曜日は宙ぶらりんな気持ちになり、何も出来ずに不機嫌になる”と歌ったカーペンターズの曲があったけど、僕は雨は好きです。B.Jトーマスの「雨にぬれても」という曲も好きで、英語の歌詞を覚えて口ずさんでいたのが高校生の時でした。その頃出合い、後に連れ合いとなった淳子の命日が6月18日。今年で彼女が亡くなってちょうど3年経つ事になります。あっという間のような気もするけど、思い返せば長い3年でもありました〜。昨年からのコロナ禍が重なって、時間の感覚がおかしくなっている事もあるかな。やもめになった僕を気づかう友人達が毎週のように訪ねてきて、しょっちゅう飲み会をしたり何かイベントをしていた日々は遠い昔のような…。「集まる」事がはばかられているこのご時世で、この夏に大規模イベントをやろうと必死になっている人々が浅ましく感じられる今日この頃です。

個展まで後4日。いつもながらまだ必死に絵を描いてます。今回はミニ個展という位置づけで、新作の点数は8点ほどを予定してます(この期に及んでまだ“予定”)。じゅんこの庭と名付けた我が家の庭の草花をモチーフに…といいながら、案内ハガキに描いた紫陽花の絵は、実は近所の玉川上水沿いに見つけた花をモデルにしています。庭なのになぜ川が流れてるの?と思った方もいるかもしれませんね。うちから歩いて5分くらいで玉川上水に至るので、よく散歩します。岸から垂れ下がり、水辺に浮いたように群生する紫陽花を見つけた時は、真昼なのに幻想的なその風景に見とれました。花の陰に小さい命がいるような感じがして…。さてさて、まだ絵が完成してません。“何も出来ずに” いる場合じゃないな。頑張ります〜。

お知らせ

長野亮之介ミニ個展「J…花めぐる庭で」を6月18日から開催することになりました。

会場は、阿佐ケ谷駅北口すぐにある器とcafe の店「ひねもすのたり」。

会期:6月18日(金)〜23日(水)
時間:12:00〜18:30[20日(日)のみ17:00まで]

会期中、カフェ営業はありません。また、偲ぶ会などのミニイベントも今年は開催しないことになりました。絵の点数も少なめです。ご了承ください。

絵師の在廊予定などは、このブログで毎日お知らせします。