ありがとうございました

めぐる花の日記

 おはようございます。「J…花めぐる庭で」展は昨日6月23日で終了しました。期間中会場に足を運んでくださった皆さま、このブログを見てくださった皆さま、ありがとうございました。このご時世ではありますが、御蔭さまで150名弱ほどの方にご来廊頂きました。4月に個展をしたあとから今回の作品を作り始めたので、展示点数は少なかったのですが、切り絵とセル画(?)を組み合わせるなど今までとは少し違う技法の絵などを制作しました。頂いたご感想を今後の励みにまた作品を作りたいと思います。

次は今年の10月16〜24日に、神宮前のギャラリーヒッポで個展を開催する予定です。コロナの状況次第で予定変更はあり得ますが、まずは秋を目標にまたゼロからスタートします。

 昨日は東南アジアのスコールのような雨が時折降る一日でした。雨を避けて階段を上って来てくださったのは、式前写真をとって来たばかりの若い新婚カップル。杉並区内で正装の記念写真を撮ったあと阿佐ヶ谷近辺を散歩していたとか。ご主人は青森県八戸のご出身。その前に来場した方も青森出身でした。僕はその前夜に映画「いとみち」をみたばかり。青森市のメイド喫茶を舞台にした物語です。主人公の女子高生はおばあちゃん子で、今どきめずらしく訛が強いという設定。そのディープな方言を聴いたばかりだったので、翌日のこの偶然の一致に秘かにびっくり。個展を開いていると、こんな面白いシンクロニシティがときどきあります。下の名前が同じ人が同時間に5人い合わせたりとか、同じ高校出身者がたまたま何人も居合わせたりとかね。

 会場で高校時代の友人、トモちゃんと話しているところに現れたサカチ君も同級生です。彼と会うのは20年振りくらい。彼の自宅は東京で、奥様はときどき個展に来てくださっていたのですが、本人は長らく遠方に単身赴任しており、消息は知っていても顔を見ていない。マスクのせいもあり、名乗ってもらうまで全然分からなかった〜。こうした邂逅も個展の醍醐味です。

 6時半の終了後、来てくれた友人達と片付けを開始。タケダさん、カミヤさん、クシマさんは搬入に続いての助っ人。新たにカーニバル評論家のゼンちゃんが駆けつけてくれて、一気に片付けを始めました。絵の点数は少ないので、梱包と会場の現状復帰も含め、30分あまりで終了。その後はサチコさんのご好意でその場で打ち上げです。会期中に頂いた差し入れのお酒やおつまみが並びました。昨日ヤヨイさんから頂いたジャガイモをつかってサチコさんが作った「洋風肉じゃが」がおいしかった。打ち上げにはサチコさんのご主人のリュウイチロウさんと、地平線会議の友人カナちゃんが加わってくれました。みなさん話題が豊富なので、キューバから中国からモンゴルから相撲から格闘技から大学の裏幕など話題は多岐に渡って尽きません。ふと気づくと11時を回っていました。やっぱり対面の飲み会は最高です。以前は当たり前のように費やしていたこうした時間のありがたさに気づけたのはコロナの御蔭でしょうね。

 個展は終わりましたが、締め切りなどが続き、今週は目一杯忙しい予定です。来週からまた立て直しを計る予定です。ではではみなさま、また秋にお目にかかれる事を楽しみにしております。ありがとうございました。