初日〜〜。

そよぐ風の日記

「J. 風そよぐ庭から」展、初日が無事終了しました。終日降雨は無くてよかったです。今日は12時から夜の11時まで。働き方改革なんてぶっ飛ばせ〜という感じです。いらしていただいた皆さま、ありがとうございました。昨年9月にひねもすで開催した「ズットスキダ展」に来てくださって、それ以来お目にかかる“ひねもす”常連の方も多くうれしかった。いつも個展の際に一番乗りしてくれる大学の後輩タニムラ君を皮切りに、高校時代の友人や和太鼓仲間、山仕事仲間、ワラ細工仲間、じゅんこの仕事仲間など、多彩な方が来てくださいました。友人のユコちゃんが、「みんなが集まる場を長野さんがつくってくれる」と言ってくれたけど、俺ではなく、じゅんこが作ってくれてるんだと思います。

今日の絵の解説:[ツユクサ]は今回描いた2点目の油絵です。キャンバスのF0という小さなサイズの絵です。この絵は実は3年くらい前に急に思い立って描いたものに今回上塗りをして完成したものです。最初に描いた絵は、今回の絵と構図は大きく変わっていませんが、いまいち納得できず、未完成のままずっと仕事机の前に置いてあったんです。なんとかしなきゃなーと思いつつ、なかなか手が出せないでいました。案内ハガキに使った「ヤブジラミ」と言う絵を描いた後、その勢いでこのリザーブ絵に上塗りを始めました。もちろん絵の具は十分乾いているのですが、その上に絵の具を重ねていっても下の絵にスーッと絵の具が溶込む感じは他の絵の具ではなかなかない。昔の画家が別の絵が描かれたキャンバスに絵の具を重ねて使ったという話を聞きますが、ちょっと腑に落ちました。

Posted by 亮之介長野