淳子の祥月命日です

光あそぶ日記

おはようございます。今、これを書いている朝8時の時点では曇り空だけど、気温は高いそうな。「光あそぶ庭に」展三日目。今日も12時から18時半まで僕は会場にいます。お出かけのついでにお寄りくださいね。

 今日6月18日は、亡き妻淳子の祥月命日です。彼女が逝ってから丸5年。早いとも思うし、コロナ禍も挟んですごく長い時間が経ったような気もします。なくなったのは夜の11時08分でした。病院ではなく家で僕の腕の中で静かに息を引き取りました。

当日は月曜日で、葬儀はその週末と決まります。偶然ご縁があった地元の葬儀社の社長、コレエダさんが素晴らしい方で、その一週間、毎日のように我が家に来ては友人たちを交えて打ち合わせを行いました。

遺族のグリーフケアという概念を知ったのもこの時です。「喪失感からくる悲しみ」をどう癒すかという考え方です。コレエダさんと友人たちに、精神的にも具体的な準備でも、本当に色々と支えられました。

23日土曜日のお通夜の時は雨、翌日曜日の告別式の時は暑いほどの快晴でした。その一週間後の7月1日に「じゅんこの庭」プロジェクトだったのです。忙しくて悲しんでいる暇もないくらいの日々だったな。今思えば、それが良かったんだと思います。

 本日19時から「淳子さんを偲ぶ会」を行います。彼女を偲んで献杯という感じの会です。基本的には予約制です。会場のスペースが広くないので、あまり大勢の方に参加いただけないのですが、じゅんこの庭の様子を説明したり、少し思い出を語り合ってみたいなと思っています。

会場のカフェ「ひねもすのたり」のオーナー、サチコさんと僕は知り合ってからかれこれ35年くらい経つ友人。年も同じで、サチコさんご夫妻とうちの夫婦は一緒に山に登ったり、中国語を習ったり、いろんな思い出を一緒に重ねてきたという思いがあります。ひねもすでの僕のミニ個展は、じゅんこの命日を挟んでいますが、これもサチコさんの思いから始まったものです。この5年、本当に友達に支えられて生きてこられたなと思います。