光あそぶ日記

 おはようございます。「J…・光あそぶ庭に」展は、昨日6/20に無事終了しました。平日にも関わらず、大勢の方に来ていただき、いろいろな話題に花を咲かせることができました。ありがとうございます。5日間の会期中、偲ぶ会の参加者も含めて延べ150名ほどの方に来ていただきました。

 会場のカフェ「ひねもすのたり」のオーナー、サチコさんの人徳と人脈もあり、いつもとは少し違う顔ぶれのお客さんたちにも見て頂けのもよかったです。ひねもすでは不定期に落語会も行うのですが、昨日はそこにいらっしゃる方も見えましたし、サチコさんの能楽の趣味のお友達も何人か見えました。僕の友人関係では昨日は地平線会議仲間も多かったです。面白かった話題で印象に残ったのは、DNA検査のことです。遺伝子から、自分がどういうルートで日本に辿り着いたかがわかるんだそうです。カメラマンのヒガシくんが5、6年前に実際に検査をした経験談を話してくれたのです。それによれば、何千年前には東インドにいて、そのあと大陸伝いに南下して…というような経路がわかるとか。他にも希望によって300項目ほどの遺伝子的特徴がわかると聞きました。自分がどんな病気の傾向があるか、子供ができたとしたら、どんな可能性を持っているかなどもわかるそうです。健康診断するよりも、この情報の方が、自分の体質に対する傾向と対策を立てやすいかも。ただし、情報は国にストックされるかもしれないとのこと。それが決まり事だとしたら、ちょっと躊躇うな。

 6時半にクローズして、手伝いに来てくれたクシマさん、ヒトミちゃん、カミヤさん、そして残ってくれたヒガシくんも一緒に撤収作業でした。今回は絵のサイズが小さめで、展示に額を使ってないので軽く、展示品をしまうのは楽でした。会場のレイアウトを普段のカフェのように戻して、程なく終了。それからサチコさんを交えて会場で打ち上げです。一時間ほどのつもりだったんですが、話が弾んでふと気がつくと11時。最後まで楽しい個展でした。

 僕の次回の個展は今秋11月の予定です。場所は千駄ヶ谷のギャラリーヒッポです。この夏にタンザニアに行く予定なので、その旅の模様が何らかの形で反映されればいいなと思っています。行ってみないとわからないですけどね。

それでは、このブログを読んでくださった皆様、ありがとうございました。

光あそぶ日記

おはようございます。「J 光あそぶ庭に」展、本日最終日です。天気予報によれば降水確率は10パーセント。今会期中は雨に降られずにすみそうです。12時から18時半まで、僕は終日在廊予定です。終了後撤収作業をします。

 今朝起きて一階の居間に行ったら、オナガが家の中を飛んでてびっくり。多分猫に捕まって運び込まれたものの、息を吹き返して逃げたんでしょう。今回展示している「鳥舞い」の絵そのものです。カラス科特有の声でギャーギャー鳴きながら逃げ回る。頭頂部が黒くて、羽は薄い青色で綺麗な鳥なんです。淳子の庭にはよくきてるので、双眼鏡では見てますが、肉眼で近くて見たのは初めて。うまく誘導してなんとか窓から逃しました。

 一昨日の夜「淳子さんを偲ぶ会」で賑やかで、嬉しくて悲しくてついお酒を飲んで興奮気味だったのか、寝つきが悪かった上、昨日は早く目が覚めてしまいました。普段は8時過ぎまで寝てるのに、6時半ごろ起きてしまった。と言って二度寝をすると遅刻しそうだったので、頑張って起きてました。その代わり帰宅してからはお風呂に入ってバタンキュー。ということで、昨日はブログを書かずに寝てしまいました。

 昨日は月曜日でお客さんがそれほど多くなかったため、きてくださった方々と座ってゆったりとお話ができた気がします。僕のお客さんは友人知人が多いため、居合わせた人同士を紹介して一緒にお話しすることも多いです。というか、そういう状況になるよう心がけてます。話してみると郷里が同じだったり、同じ趣味だったりと意外な共通点が見つかったりして、普段話している時とは違う一面が見えて面白いです。そうして友達同士が繋がるのは嬉しいです。

遅めの午後には母が来てくれました。。今年米寿を迎えた母は元気で頭もはっきりしていますが、ちょっと足が痛いということであまり遠出はしないように聞いてました。でもこの日はなんと埼玉の志木に行ってその帰りに足を伸ばしたとのこと。お喋りしたかったようで、居合わせた友人のニシカタさんとオーナーのサチコさんを交え、あれやこれやと話す話す。一対一で会う時とは違う母の一面を見た気がしました。

 今年は3月末から4月にも個展をやりました。それが昨年以来一年ぶりだったこともあり、会期中は毎晩のように飲み会がありました。今回は毎晩のお誘いがなくて胃腸はちょっと休めるもののちょっぴり寂しかったんですが、昨日は久しぶりにサイトウくんとアキちゃんのお二人と食事をしました。二人は山仕事仲間であり、一緒にお芝居をやったりする仲間でもあります。ひねもすの近所に昔ながらの変哲もない中華の定食屋を見つけて入店。ビールを飲みながら映画やお芝居の話に花を咲かせました。

光あそぶ日記

「光あそぶ庭に」展、4日目の朝です。今日も天気が良さそう。梅雨空はどこへ行ったかな?12時から18時半まで、今日も1日在廊予定です。平日ですが、お時間のある方、ふらっと寄っていただければと思います。

 昨日の日曜日も大勢の方が訪ねてくれました。朝のブログでちょっと触れた、淳子の葬儀の時に大変お世話になったコレエダさんご一家が来てくださったのはとても嬉しい驚きでした。5年経った今もこうして縁を大事にしてきてくださることに感激しました。鍼灸師のスズキさんご一家が来てくださったのもびっくり。僕は今年の2月に酔っ払って自転車で転び、それ以来60肩のような症状で右肩の調子が悪いんです。地元で整体院などを探し、巡り合ったのがスズキ先生です。それまで鍼灸をやったことがあまりなかったのですが、スズキ先生の鍼は僕にはとても合うように感じて信頼している方です。初めてお会いした奥様も気さくで楽しい方でした。

 カフェの営業終了後、夜の7時から「じゅんこさん、祥月の夕べ」の会を行いました。5年目の淳子の命日に、色々なつながりの友達20名ほどが淳子を偲ぶために集まってくれたのです。個展でいつもタッグを組んでいるマルヤマさんに司会をお願いしたところ、アンプやマイクなど機材一式を用意。マルヤマさんは映像制作などもやっているので、さすが完璧な準備っぷりです。僕が冒頭挨拶をしたのですが、集まってくれた友達の顔を眺め渡していたらちょっとウルっときてしまい、なんだか締まらない挨拶になってしまった。ともあれ、サチコさんの用意してくれたおつまみや料理が美味しくて、すぐに座はなごんで行きました。出席してくださった方々を僕からざっと紹介し、淳子の庭の現在の様子を動画で紹介したり、今回の個展に描いた絵の解説(?)など、マルヤマさんの仕切りで盛りだくさん。中でも、ケーナ奏者のナガオカさんと三味線奏者のケンタくんのコンビで披露していただいた演奏は素晴らしいものでした。僕は「品行方正楽団」というヘンテコなバンドに加わっているんですが、お二人はその仲間です。もちろん淳子もメンバーで、沖縄の三線を弾いていました。ナガオカさんのケーナソロに続いて、二人で演奏してくれたのは中島みゆきの「糸」。歌詞カードが配られて皆で歌ったのですが、淳子が好きだったこの曲をみんなが一緒に歌っている姿はまたもや僕の涙腺を刺激し、僕は歌えませんでした。次の「安里屋ゆんた」と、アンコール曲の「島唄」は楽しく歌えたけどね。

 食事は、「冷や汁」と、沖縄浜比嘉島直送のもずく汁で締め。サチコさんの冷汁は本当に美味しくて、僕は大好きです。浜比嘉島は、淳子ととても親しいハルミちゃんが住んでいる島で、島特産のもずくも美味しかった。皆さんのおかげで盛りだくさんの二時間があっという間に過ぎて9時に一応お開きとしましたが、残れる人はその後も色々とおしゃべりし、結局解散したのは11時ごろでした。心に残るいい会でした。ありがとうございました。

 

 

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おはようございます。今、これを書いている朝8時の時点では曇り空だけど、気温は高いそうな。「光あそぶ庭に」展三日目。今日も12時から18時半まで僕は会場にいます。お出かけのついでにお寄りくださいね。

 今日6月18日は、亡き妻淳子の祥月命日です。彼女が逝ってから丸5年。早いとも思うし、コロナ禍も挟んですごく長い時間が経ったような気もします。なくなったのは夜の11時08分でした。病院ではなく家で僕の腕の中で静かに息を引き取りました。

当日は月曜日で、葬儀はその週末と決まります。偶然ご縁があった地元の葬儀社の社長、コレエダさんが素晴らしい方で、その一週間、毎日のように我が家に来ては友人たちを交えて打ち合わせを行いました。

遺族のグリーフケアという概念を知ったのもこの時です。「喪失感からくる悲しみ」をどう癒すかという考え方です。コレエダさんと友人たちに、精神的にも具体的な準備でも、本当に色々と支えられました。

23日土曜日のお通夜の時は雨、翌日曜日の告別式の時は暑いほどの快晴でした。その一週間後の7月1日に「じゅんこの庭」プロジェクトだったのです。忙しくて悲しんでいる暇もないくらいの日々だったな。今思えば、それが良かったんだと思います。

 本日19時から「淳子さんを偲ぶ会」を行います。彼女を偲んで献杯という感じの会です。基本的には予約制です。会場のスペースが広くないので、あまり大勢の方に参加いただけないのですが、じゅんこの庭の様子を説明したり、少し思い出を語り合ってみたいなと思っています。

会場のカフェ「ひねもすのたり」のオーナー、サチコさんと僕は知り合ってからかれこれ35年くらい経つ友人。年も同じで、サチコさんご夫妻とうちの夫婦は一緒に山に登ったり、中国語を習ったり、いろんな思い出を一緒に重ねてきたという思いがあります。ひねもすでの僕のミニ個展は、じゅんこの命日を挟んでいますが、これもサチコさんの思いから始まったものです。この5年、本当に友達に支えられて生きてこられたなと思います。

光あそぶ日記

 今日は暑かったですね。と言っても僕は終日お店の中にいるので実は体感してませんが、お客さんたちの暑そうな感じからの推察です。暑いのは大変だけど、梅雨時なのに雨が降らないのは出かけるのには助かります。水不足にならないかちょっと心配だけどね。今朝は電車も混んでました。コロナも下火になり、週末に出かける人も多いんでしょうね。今日は30名ほどの方に来ていただきました。ありがとうございました。

 今回のために描いたイラスト10点のうち、4点を絵葉書にしました。案内ハガキに使った一点も含まれています。実は案内はがきの絵はスキャンしたあとパソコン上で少々手を加えており、実際の絵よりもすこし色味が明るくなっています。実物の方が色味が深く濃いですね。

 今まで、個展に描いた絵は紙に描いて、額装して展示というのが定番でした。今回は小さいサイズの絵というコンセプトがあったので、小さめのキャンバスに描き、それを額装せずそのまま飾っています。僕は油絵の経験が本当に少なく、キャンバスに描いたことはほとんどないんです。だから最初はちょっと慣れなくて違和感があったんですが、慣れました。キャンバス地のエンボス(凹凸)が面白い効果を生んで、描いていて新鮮です。

 

木の枠に張っているので、その枠のぶん、画面からだいたい3センチくらいの厚みがありますね。箱の蓋のような感じです。今回はこの側面にも絵を描きました。そうしないとなんだか間抜けな感じになるので。結果的に、半立体のような感じが醸し出され、「モノ感」があるのが面白いかと思います。また、額装をしないので、画面保護のため仕上げにニスを塗っています。それで艶が出て、ちょっと油絵っぽいテイストが出てるのもなかなか。絵の具自体は使い慣れたアクリル絵の具です。いつもとちょっと雰囲気が変わった絵をご覧いただければと思います。

 

光あそぶ日記

 おはようございます。今朝も梅雨時とは思えない良い天気です。なんと30度にもなるかという予報ですね。お出かけの際は水分補給にお気をつけて。「J…・光あそぶ庭に」展二日目です。僕は12時から18時半まで終日在廊予定です。お出かけついでにお時間があればお寄りくださいね。

 今回展示している絵にも描きましたが、うちにはビワの木があります。樹高8mほどの結構大きな木で、今はちょうど実がたわわな時期。さっき朝食用に少々いただこうと手を伸ばすと、陽を浴びた実が暖かくて気持ちいい。美味しそうな実を探すと、良さそうな実には先にスズメバチが食いついてました。過去にはハクビシンに食い尽くされたこともあります。熟した実ほど鳥や昆虫や動物に狙われるので、美味しいものを探すのは生き物たちと競争です。そんな楽しみをくれるのも「じゅんこの庭」の魅力です。つくづくこの家と庭に感謝です。

 

 会場のモニターで映している淳子の庭プロジェクトの映像を昨日何度か見ていたのですが、5年前に庭の手入れをした後の様子はすごくスッキリして明るい。それに比べて今の様子は伸びすぎた雑木林のよう。その野性味も好きなんだけど、やっぱりもう少し剪定したほうが風が通って良さそうです。その際はまた友達に声を掛けて作業をしようかなと思ってます。

 

光あそぶ日記

初日の幕開けです。金曜日ということもあり、出だしはのんびり。2時近くまでお客さんが来なかったので、マルヤマさんと二人でゆっくり会場準備ができました。今回会場に設置したモニターで、ドキュメンタリー映画「杜人 環境再生医矢野智徳の挑戦」の予告編と、この映画の中に登場する「じゅんこの庭プロジェクト」の18分ほどの映像、そして、これまでカフェ「ひねもすのたり」で行ってきたミニ個展で披露したイラストの画像などを反復再生しています。よろしかったら、カフェのドリンクなどを飲みながらゆっくりご覧ください。(「じゅんこの庭プロジェクト」の説明は下段に引用しておきます。少々長いです)

 今日は20名ほどの方に来ていただきました。ありがとうございます。みなさんお茶など飲みながらゆっくり見ていただき、お話もできて楽しい時間でした。ひねもすオーナーのサチコさんと僕は長い友人づきあいなので、共通の知り合いも多く、お客さんを交えて話しているうちに人脈が繋がっていたことを知ってびっくりすることも多いのです。

話に花を咲かせているうちにいつの間にか閉廊時間となりました。個展にいつも来てくれるユウコさんからいただいたタルトを、友人のクシマさんと、マキちゃんとサチコさんで美味しくいただいて1日目終了。飲みにもいかず、おとなしく帰りました。自宅最寄り駅近くのインド料理屋で、同じ駅利用者のマキちゃんと食事をしていたところ、たまたま隣の席に黒人男性が一人で食事をしに来ました。好奇心の強いマキちゃんが話しかけたところ、近所の大学で教えているアフリカ系ヨーロッパ人の方でした。日本に12年住んでいるけど日本語は話さないとのことで、久しぶりに英語で会話。と言っても僕の英語はブロークンで、慣れているマキちゃんがリードしてましたが。今日は最後までおしゃべりな1日でした。


【じゅんこの庭プロジェクトのこと】「じゅんこの庭」とは、妻の故・長野淳子の実家で僕が今住んでいる一軒家の、庭の呼称です。約50坪ほどの面積にソメイヨシノやイチョウなどの高木が生い茂る雑木林のような庭。サンショやビワ、カキ,ミカンなどの実のなる木もあります。春にはフキ、コゴミなどの山菜が顔を出し、ショカツサイ、ハナニラ、ヒメオドリコソウ、ハルジオンなど色とりどりの花が色を添える。野性味溢れるこの庭を彼女はとても好きでした。

 末期ガンで闘病中の2018年4月に、友人の本所稚佳江さんの勧めで淳子は造園家の矢野智徳さんと会います。「大地の再生」という哲学と独自の技術を持つ矢野さんのお話に熱心に耳を傾け、同年7月の施工を決めました。友人達と一緒に学びながら庭の手入れをする趣旨のイベントとし、本所さんが「じゅんこの庭プロジェクト」と名付けます。本人もその日を楽しみにしていました。

 淳子は6月18日に逝去します。その二週間後の7月1日に予定通りプロジェクトを決行しました。友人たち約30名と、矢野さんのスタッフ10名ほど、計40名あまりが集いました。庭を見わたす場所に淳子の遺影をおき、矢野さんの指導の元、庭中に幅30センチ深さ40センチ程の溝を掘り巡らしました。そこに炭や竹や選定した枝葉を入れ、地面の中の水と空気の循環を改善するのです。矢野さんは重機を扱い、鎌をふるい、かと思えば高木に登って剪定しと、エネルギッシュに動き回ります。その姿を追いながら、皆でわいわいと行う野良仕事は、村落の共同作業のような雰囲気で、僕は妻を失って間もないのにひたすら楽しかった覚えがあります。淳子がきっと側にいると感じていました。その日の作業は朝から初めて、夏の陽が沈み手元が見えなくなる頃にようやく終了。打ち上げは夜中まで続いたような気がします。

 その場に一人、熱心にビデオ撮影をしている女性がいました。ドキュメンタリー映画作家の前田せつこさんです。この日が僕とは初対面。前田さんは生前の淳子にはもちろん会っていませんが、共通の友人、纐纈あや監督の紹介で現場に来ていたのでした。前田さんが矢野さんを追いかけ始めてまだ二ヶ月ほどの頃です。それから4年後、2022年の4月。前田さんの初監督作品「杜人~環境再生医矢野智徳の挑戦」が封切られました。その冒頭部分に「じゅんこの庭プロジェクト」の光景が8分に渡って編み込まれていました。映画はヒットし、今も全国のあちこちで自主上映が続いています。庭を愛した淳子の遺志が大勢の方の目に触れているような気がして嬉しく、様々な「ご縁」の不思議さを思います。

 この会場で写している映像は、「杜人」の予告編(約2分)と、今回の個展に際して前田さんからご提供頂いた「じゅんこの庭プロジェクト」の当日の模様(約18分)です。

光あそぶ日記

 おはようございます。「J・・・・ 光あそぶ庭に」、今日が初日です。昨夜は雨が結構降っていたけど、今朝はいい天気。よかった〜。僕は12時のオープンから18時半まで終日在廊予定です。この週末はまあまあのお天気のようです。天にいる淳子さんのおかげかも? では、お待ちしています。

光あそぶ日記

 本日、会場のひねもすのたりに作品の搬入と飾り付けをしました。今回展示するのは10点。いつもと違い、キャンバスに描いて額装せずに展示しています。全部の絵が完成したのは昨日。画面保護のためにニスを塗って色味が少し鮮やかになったところでようやく手離れました。それから何をやったかといえば、まずは仕事部屋の掃除。この一ヶ月くらい、個展用の絵だけでなくいろんな仕事をして、その度に引っ張り出す資料や絵の具やその他諸々が机の上だけでなく床の上まで積み上がっている始末。その上、失敗した画用紙やゴミやらその他が散らばって、さらに今抜け毛の季節の猫どもの毛が溜まったりしてすごいことになってました。なんで都度都度に掃除が出来ないのか自分でも謎です。

 掃除したら、見つからなかった筆や文房具も発見されて気分も爽快。繰り返すけど、溜まる前にお掃除しましょう! その後、地平線通信の報告会お知らせイラストルポを描いてたら、また散らばってしまった。

 僕は朝目覚めるとまずラジオをつけます。うとうとしながら今日のニュースや天気予報を聞くのが日課。今日は雨模様という予報でした。いつも個展の際は車をなんとか調達して荷物を運ぶことが多いんですが、今回は一人で手で運ぶミッション。冒頭に書いたように絵の額装がないので軽いんですが、他に必要な工具や売り物の絵葉書など結構荷物が多い。そして35インチのモニターも運ばにゃならんというわけで、ザックを背負った上に両手も塞がる。これでは雨が降ってもとても傘はさせない。家から駅までの10分さえなんとかなれば、ひねもすは駅から近いので大丈夫。雨が降らないでくれ〜と思いました。

 家を出る頃にはちょっと降り始めたけど、霧雨のような小雨だったのでなんとかセーフ。会場に2時20分ごろ着きました。今日の助っ人はヒトミちゃん、オオツさん、クシマさん、そして相棒のマルヤマさん。いつもの頼もしい仲間たちです。ひねもすオーナーのサチコさんが見守る中、和気藹々と準備を進めました。なんとか終了したのは6時半ごろかな。友人のカミヤさんやマキちゃんもきて、阿佐ヶ谷の街で一杯となりました。明日から始まるわけですが、とりあえず気分はホッと一息。5日間楽しみたいと思います。

お知らせ

長野亮之介ミニ個展「J….風あそぶ庭に」を6月16日から5日間にわたって開催することになりました。

会場は、阿佐ケ谷駅北口すぐにある器とcafe の店「ひねもすのたり」。

会期:6月16日(金)〜20日(水)
時間:12:00〜18:30

カフェでのワン・オーダーをお願いします。

6月18日(日)19時から、5年前のこの日に亡くなった長野淳子さんを偲んで、「淳子さん・祥月の夕べ」を開催します(要予約)。

ご予約はひねもすのたりへ電話かメールで(会費3000円)
phone 03-3330-8807
email yri03765[アットマーク]nifty.com

絵師の在廊予定などは、このブログで毎日お知らせします。