そよぐ風の日記

朝起きると居間にネズミの屍骸。ネコどもが捕まえてきて誰かが下半身を食った状態で。居間に散らばっていた段ボールの上でたまたまだろうけど食事をしてくれたので、掃除はラクだけどね。そういえばネコのカリカリエサをあげてなかったと思って台所を見るとやっぱりネコどもが「エサ忘れてんじゃね?」的な顔で待ってます。ドライフードに飛びつくニャンどもを確認してから庭の畑を見たら、ミニトマトの株が倒れてました。支柱に茎を結んでいたワラがほどけていた。ヤバいヤバい。あわてて支柱に結び直し。作業しながらふと足を見ると蚊が群がってる。しまった、半ズボンだった。庭作業のときは身支度が大事です。

さて個展二日目。今日もとりあえずいいお天気。何だかいろいろやらなければならない事があるような気がするけど、ま、いっか。ともあれ今日も12時から夜11時まで在廊予定です。夕方6時以降はお酒も飲めますよー。お待ちしております。

そよぐ風の日記

「J. 風そよぐ庭から」展、初日が無事終了しました。終日降雨は無くてよかったです。今日は12時から夜の11時まで。働き方改革なんてぶっ飛ばせ〜という感じです。いらしていただいた皆さま、ありがとうございました。昨年9月にひねもすで開催した「ズットスキダ展」に来てくださって、それ以来お目にかかる“ひねもす”常連の方も多くうれしかった。いつも個展の際に一番乗りしてくれる大学の後輩タニムラ君を皮切りに、高校時代の友人や和太鼓仲間、山仕事仲間、ワラ細工仲間、じゅんこの仕事仲間など、多彩な方が来てくださいました。友人のユコちゃんが、「みんなが集まる場を長野さんがつくってくれる」と言ってくれたけど、俺ではなく、じゅんこが作ってくれてるんだと思います。

今日の絵の解説:[ツユクサ]は今回描いた2点目の油絵です。キャンバスのF0という小さなサイズの絵です。この絵は実は3年くらい前に急に思い立って描いたものに今回上塗りをして完成したものです。最初に描いた絵は、今回の絵と構図は大きく変わっていませんが、いまいち納得できず、未完成のままずっと仕事机の前に置いてあったんです。なんとかしなきゃなーと思いつつ、なかなか手が出せないでいました。案内ハガキに使った「ヤブジラミ」と言う絵を描いた後、その勢いでこのリザーブ絵に上塗りを始めました。もちろん絵の具は十分乾いているのですが、その上に絵の具を重ねていっても下の絵にスーッと絵の具が溶込む感じは他の絵の具ではなかなかない。昔の画家が別の絵が描かれたキャンバスに絵の具を重ねて使ったという話を聞きますが、ちょっと腑に落ちました。

そよぐ風の日記

おはようございます。梅雨時ですが、いいお天気の初日です。よかった。今日から“ひねもすのたり”にて「J.(ジェイピリオド) 風そよぐ庭から」ミニ個展の開催です。お昼12時から、本日は夜11時まで開場しています。僕は終日在廊予定ですので、お時間ありましたらお越し下さい。会場は喫茶店になっていますので、ご来場の際、一品ご注文いただければと思います。“ひねもすのたり”オーナーの松原幸子さんは、じゅんことも長い付き合いのお友達です。今回の個展も幸子さんのアドバイスとご好意で実現しました。

今回「ミニ個展」と銘打ちました。準備期間があまりなくて、もしかしたら数点しか描けないかも…という不安からのエクスキューズでした。でも結果的に12点描きおろせたので、それなりにまとまったと思います。ご案内のハガキに描いた絵は油絵です。僕は美術部に在籍した事も無く、油絵を手がける機会が今までありませんでした。油絵は難しそうだし、乾きが遅いと聞いていたので仕事では使えないかなと勝手に思ってました。でも何世紀にも渡って画家たちの画材として進化してきた画材で、いつか使いたいと思ってきた憧れの画材です。数年前から道具は持っていたのですがナマケモノゆえなかなか使い始められず。以前一点だけ描いてみた事はありますが、今回再挑戦をしました。新鮮な画材は思うように描けないから面白い。出来はともかく、描いてる本人は楽しんで仕事ができました。

そよぐ風の日記

長野です。いよいよ明日から(あ、もう今日ですね)「j.(ジェイ ピリオド)風そよぐ庭から」展、開催しまーす。

今日は搬入日でした。地元仲間の友人、サチコさん(ひねもすのオーナーとは別人です)とキクカワさんのご夫妻に手伝っていただき、手持ちで搬入。額縁19点と他に大判の洋紙に描いた絵、計20点です。昨日の夜まで描いていたので、いろいろな事が間に合わず、結局会場のひねもすのたりで額装からスタートという搬入でした。まあ、いつもの事なんですけど、どうしてもっと効率的に準備できないかなー???

会場に着くと、昨年の「ズットスキダ展」でお目にかかったひねもすの常連、イノウエさんがにこやかに迎えてくれました。今日はひねもすの定休日なんですが、間違えてきたとのこと。でも次いでだからと手伝ってくれる事に。ありがたや〜。今回はいつも僕の個展を手伝ってくれる常連の仲間たちがそろって都合が付かずどうなるかと思っていたのですが、捨てる神あれば拾う神あり!しかもサチコさんは大道具の仕事が本職なので、何かと手際が良い。サチコさんとは4月に知り合ったばかりなんですが、持つべきものは友です。何だかアレヨという間に額装が終わり、額の配置などもトントン拍子に決まり、余裕の一服。ひねもすオーナーの幸子さんが用意してくれた「うさぎや」(阿佐ヶ谷の老舗和菓子屋さん)のどら焼きを食べながらもぐもぐタイムです。サチコさんはパフォーマーでもあり、尺八の奏者でもあります。パートナーのキクカワさんもフリージャズをやっていたという話題からノイズの話、ジャズの話、フォルクローレやレゲエの話まで音楽談義で盛り上がり。イノウエさんはライターで編集者という本業柄、さすがに興味と話題の幅が広く、話を焚き付けるのがうまい。ちょっと一服のつもりが1時間くらいおしゃべりに費やしてしまいました。

僕の個展ではプロデューサー役として毎回大いにお世話になっているマルヤマさんが来たところで作業再開。続いて友人のカナコちゃんも来て、絵の展示順序、額の展示位置の微調整、キャプション貼りなど最終的な展示をしていきます。作業がようやく終わる8時半過ぎにクシマさん登場。いつもは搬入作業でとてもお世話になっているクシマさんですが、今回はお仕事の都合でトリ登場でした。あ〜〜〜終わったー!

という事で、「阿佐ヶ谷を知り尽くした女(になりたい)」カナコの先導で東京コケコッコ本舗へ。安くておいしいと言う口コミをたよりに入ったのですが、予想を上回ってつまみがおいしかった。隣の席のお客さんたちもとても気のいい人で、気持ちよく呑めました。ひねもすオーナーの幸子さんも後から参加してくれて、ついつい11時まで。

あれれー、飲み会の事ばかり書いて肝心の個展の事を何も書いてませんが、おいおいね。とりあえず明日(今日だね)からお待ちしております!