「流西遊影展」は昨日で終了しました。のべ180名程の方に見に来ていただき、本当に感謝しています。ありがとうございました。
古典文学に材を取り、取材旅行をして描くという、今までとはちょっと違うアプローチをし、展示方法も初めての試みでした。展示していた絵日記は旅の途中に描いたスケッチにあとから文字を加えて絵日記風に仕立てました。スケッチと言ってもメモのような描きなぐりなので、お見せするのは恥ずかしいと思っていました。僕の個展のプロデューサー役を毎回務めてくれる相棒のマルヤマさんのアイデアで展示する事になったのですが、皆さんが結構しっかりと読んでくれました。旅のライブ感が出てよかったという声も聞こえました。
また、立体の琵琶法師も目を引いたようです。いつのまにか個展もずいぶん数を重ねてきましたが、まだまだいろいろなやり方があるな〜とあらためて思いました。
いつもは個展が終わるともう次の事など考えられなかったのですが、今回は次はどんな旅をしよう?とちょっとワクワクしてる自分がいます。来てくださった皆さんからもたくさんのアイデアを頂きました。今回とても面白かったのは、地図を展示した事です。神戸から下関までの地図ではありましたが、これを見た方が自分の出身地の話とか、先祖の話など、土地の話題を語って頂く事が多く、興味深い時間を過ごせました。これから個展では地図が欠かせないなーと思いました(笑)。
昨日の最終日はぼんやり雨模様でした。来場する方は休日にしては少なめでしたが、その分一人一人の方とゆっくりお話しできたと思います。撤収時には友人たちが自然と集まってくれました。総勢7名で1時間弱程で撤収終了。ゼンちゃん、ヤマさん、モリナガ、ハナ、マルヤマさん、タケダさん、ありがとうございました。タケダさんの車で我が家に荷物を運び、その後マルヤマさんを含め三人で軽くお疲れさま会をしました。おいしいお酒でした〜〜。