本日10月2日(水曜日)は休廊日です

流西遊影日記

おはようございます。今日もいい天気。本日10月2日(水曜日)は休廊日となります。明日3日(木曜日)から6日(日曜日)まで後半が始まります。

昨日は10月1日で都民の日、映画の日。都内に映画を見に来がてらギャラリーに顔を出してくださった方もチラホラ。草薙剛主演の《台風家族》今野敏原作の《任侠学園》インドのお受験模様を描いた《ヒンディーミディアム》ブラッドピット主演のSF《アドアストラ》、ロッククライミングを追ったドキュメンタリー《フリーソロ》、セックスセラピストを追ったドキュメンタリー《教えてドクター・ルース》などのタイトルが耳に入りました。ちょっとマニアックです。僕はまだどれも見てなくて、にわかに映画が見たくなりました。

今回の個展会場にはテーマの平家物語に関連する絵以外に、普段の仕事で描いている映画の一場面を描いた絵も展示しています。読売新聞で20年続いている連載『銀幕一刻』の挿絵です。フィリピン映画《マルリナの明日》、邦画《火口のふたり》、カナダ映画《さよなら退屈なレオニー》の最近の三作の他、インドネシア映画《立ち去った女》、スウェーデン映画《サーミの血》の5点です。これもマニアックですね。映画の紹介コラムなのですが、取り上げた映画の中のファッションに関するアイテムの蘊蓄を入れる趣向となっています。

映画は好きだけどファッションには疎いので最初は大変でした。今は大分慣れてきたものの、毎回四苦八苦して興味深いファッションアイテムを探してます。映画は高校生の頃から大好きで、学生時代は映画研究会というサークルで8ミリ映画を作ったりしてました。当時はフィルムですから、例えばフィルム一巻は3分しか回せないし、夜間の撮影には強いライトを当てなければならないので機材が重くて大変。もちろん現像するまでどのように写っているかわかりません。今のデジタルメディアとは雲泥の差でしたが、それが楽しかったな。

 閉廊後は長く関わっているミニメディア「地平線通信」で僕が手がけているインタビュー記事作成のための取材。ハリウッドスターのレオナルド・ディカプリオに一目惚れしたのをきっかけに世界中を放浪する事になったユニークな女性でした。人はホントに面白い。

Posted by ryo