流西遊影日記

おはようございます。今朝は久しぶりの雨でした。朝方5時頃かな、激しい雨音で目が覚め、慌てて開けっ放しだった窓を閉めたくらい。9時半の今は止んでいるけど、まだ怪しい雲行きです。10月に入ったというのにこのところ毎日蒸して暑かったので、いいお湿りの感は有ります。

流西遊影展6日目。今日も12時から午後7時まで在廊予定です。

 昨日の画廊では何故か「福山」が何度も話題に上りました。福山市は《広島県の東部に位置する中核都市》とWikipediaには載ってます。僕は行った事もなく、今回の絵にも関係ない場所ですが、福山出身者が1人、福山で取材をした方の話が3件、偶然だけど時間を置いて繰り返し耳にしたので印象に残りました。福山の名所という《鞆の浦》の地名はインプットされましたよ。会場には、今回の絵を描くために訪れた平家縁の土地、神戸〜高松〜広島〜下関 の旅のルートを描いたイラストマップを掲示しているのですが、訪れた方達が地図を見ながらいろいろな話をしてくれるのが面白い。この夏の僕の旅は3泊4日の弾丸旅行。自分で立てたスケジュールに追われ、平家の足跡だけを追うピンポイントの旅でした。会場に来てくれた方から追加情報をいただくと、訪れるべきだった“取りこぼし”も多い。あ〜〜。もう一度行ってみたいと思います。

 昨夜は個展終了後に古い付き合いの先輩ヤマザキさんと久しぶりに地元で飲みました。たまたま二人とも同じ最寄り駅なので、ヤマザキさんが常連のお店で一杯。僕は地元の店で飲む事があまり無く、初めて寄るお寿司屋さんです。新潟県十日町出身の若旦那と楚々としたお母上の二人で切り盛りしているお店で新鮮な魚を頂き大満足。若旦那はかつてアーティストの村上隆さんのところで働いた時期もあり、ホントはイラストレーターになりたかったという話しなどで盛り上がり、名曲『スーダラ節』の歌詞じゃないですが、{ちょっと一杯のつもりで飲んで いつの間にやら}12時でした。楽しい酒の上、帰路が近いのも地元飲みのいいところです。降り出した小雨の中をいい気持ちで帰りました。