ラジオと新聞
おはようございます。「J…花めぐる庭で」展も今日で5日目。曇り空ですね。朝刊の天気予報では降水確率は20パーセントとあります。本日も12時から開廊。僕は閉廊の18時半まで終日在廊の予定です。気軽にお寄りいただければ嬉しいです。
我が家には地デジ放送が始まった2011年以来テレビがないので、新聞とラジオが主な情報源です。朝起きるとまずラジオをつけます。テレビがあった頃はJ-WAVEのFM放送を聴いてましたが、この10年はAM、それもうちでは電波の状態がいいTBSを主に聴いています。ラジオはテレビ以上に視聴者層を選ぶような気がします。FMは若者、AMは年寄りというような単純な分類ではなく、ラジオを聴く環境に何を求めるかの違いかな。毎日聴いていると、主なパーソナリティは友達のような感覚になるのが不思議。テレビよりずっと近い肌感覚(?)を感じます。料理や庭仕事をしながらの“ながら聴き”ができるのも日常生活に即しているんだと思います。もっとも、絵の創案をしている時や文章を書くなど考え事をする時はラジオは邪魔になるので自分のライブラリから音楽を聴きます。
昨日は一日天気がよかったのですが、平日のせいかお客さんは少なかったです。僕の個展に来て下さる方は大半が友人知人。人が少ないとゆっくりとおしゃべりができるので、長く滞在してくれます。話し込んでいるとそこに次の方が来て、また話題が広がって更におしゃべりに花が咲くという事になり、結局人が途切れないという感じです。会場の「ひねもすのたり」はコロナ禍になってからカフェ営業を中止しているのですが、もともとはお茶を飲んでまったりする場所ですから、話をしやすい場のオーラがあるんじゃないかな。昨日もそんな場とオーナーのサチコさんの話題の広さもあり、お客さんがリレートークをしてるように話が続きました。
今回の個展は亡き妻を偲ぶ会を念頭に置いた開催なのですが、絵のテーマは「庭の雑草」です。これは野の花が好きだった妻淳子への思いに加え、淳子と親しかったオーナーのサチコさんが、やはり野の花が大好きということから決まったのです。自称“阿佐ヶ谷で一番ハデな女”のサチコさんは、「こう見えても実は楚々とした花が好きなのよ」とはにかみながら言います。ドクダミの白い花が好きだそうです。昨日いらしてくれた友人のカッちゃんから自宅で育てているお花のブーケを頂きました。《タイマツソウ》という花のほか幾種類かの洋花です(名前を教えてもらったのだけど、忘れちゃった)。サチコさんもグリーンサム(草花を育てる技術)を持っている人なので、たちまちその場はお花の話題に。呼ばれるタイマツソウはほのかないい香りで、葉をハーブティーにもできるそうです。柑橘類のベルガモットに香が似ているため、ベルガモットと呼ばる事もあるそうです。会場に飾っていますので、香を嗅いでみてくださいね。
昨日は僕の母も来てくれました。昭和10年生まれの86歳なのですが、一人できて、ひねもすの急な階段を上ってひょっこり現れました。昨年おこなった足の手術の術後疼痛を訴えていたのですが、一年経って人工股関節も落ち着いたようですっかり元気。もともと好奇心が強い母ですが、身体が復調した今、コロナ禍で暇を持て余しているようです。コロナが収まって、普通に遊びに行けるように早くなるといいなあ。
さてさてそろそろひねもすに行く時間が迫って来ました。明日が最終日。今日も一日会場でおまちしております。
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