遊月日記

「佳描遊月」展は昨日4月20日で無事終了しました。コロナ禍の中、おいで下さった皆さま、ありがとうございました。僕の個展に来てくださる方は9割くらい友人知人なのですが、この一年、しばらく会えなかった友達に会えていつも以上に嬉しかった。人と直接会うのがはばかられるこの一年でしたが、やっぱり対面で会うのが一番良いですね。お会いできた一人一人がとても愛おしく感じた5日間でした。この機会を作ってくれたメゾンドネコの平さんにも感謝します。

今日は5時で終了し、撤収作業に入りました。手伝ってくださったカミヤさん、クシマさん、ヒトミちゃん、オバラ君、キョウコさん、そして車を出してくれたタケダさん、いつもながら感謝です。大勢が手伝ってくれたので、最後のお客さんがお帰りになったあと、僅か30〜40分くらいで撤収完了しました。あっという間に真っ白な壁だけになったギャラリーの中で、この5日間が夢だったのかと思いました。僕の個展はいつも文化祭のようです。熱気の中でワーッと皆で走り出し、人に囲まれているうちにあっという間に終わります。考えてみれば、人生そのものがそんな事をくり返してるような気がする。文化祭人生です。今日は「祭りのあとの寂しさ」を噛み締めてます。おつきあいありがとうございました。

今年10月に千駄ヶ谷のギャラリーヒッポで個展の予定をしています。まだ何もない状態でまた一からスタートですが、ご案内さし上げますのでよろしくお願いします。ではではお元気で。

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「佳描遊月展」いよいよ今日で最終日です。本日は12時半から17時(午後5時)までの開廊となります。僕は終日在廊予定です。暑い一日になりそうな予報ですが、お出かけのついでにお越しいただければ嬉しいです。

今回の個展でちいさな立体造形物を三点展示していますが、そのうちの一つの解説に大きな間違いがありました〜〜。「いこまいねこ」の説明です。「いこまい」というのは、「行きましょう!」という意味の方言です。大学時代にお世話になり敬愛していた先輩が愛知県刈谷市の出身でした。先輩がよく使った「いこまい!」というニュアンスが好きで、僕は今でもときどき使います。この地方の方言を「三河弁」と言うそうです。ところが立体の説明文で「愛知県河内地方」と書いてしまいました。愛知県に河内地方はありません。ごめんなさい。最終日に今更ですが、訂正します〜。

ちなみに、Wikipediaの「三河弁」の項では「行きましょう」を意味する三河弁として「行かまい」と例示があります。でも僕の耳の記憶では「行こまい」なので、「いこまいねこ」のネーミングはそのままにします。三河弁ネイティブの方がもしこれを読んでいたら、よそ者の戯言ということでご容赦くださいね〜(笑)。

昨日は平日の月曜日。予想以上に多くの方にきていただき、楽しい時間が過ごせました。ちょっと驚いたのは僕の母親が来てくれた事です。母は今年85歳で、このところちょっと足の調子が優れなかったと聞いていたのですが、メゾンドネコの急な階段を元気に上って来てくれました。来る事は知らなかったのでびっくり。昨日は他にも80歳代の先輩達が3組も来てくださりました。身体も頭も達者な先輩達のお姿を見ると、勇気が湧きます。それでは良い一日を。

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おはようございます。佳描遊月展4日目の朝です。今日もいい天気ですね〜。本日は12時半から19時(夜7時)までの開廊となります。僕は今日も終日在廊予定です。お時間がありましたらお寄り下さるとうれしいです。

昨日は天気の良い日曜日で画廊は賑やかでした。このご時世であまり賑やかなのも顰蹙ものではありますが、画廊では換気に気をつけており、ご入場の際にアルコール消毒や検温などにもご協力いただいてます。例年の僕の個展ではお茶やお菓子などもお出ししているのですが、今回は控えさせていただきます。昨年3月初旬、まだ市中でマスクをしてる人が半々だった頃にメゾンドネコで個展「亮月幽森」展を行いました。たった一年前の事なのに、ずいぶん昔のような気がします。あの頃はマスク不足で騒いでましたね。今回の会場ではマスク率100パーセントです。知り合いが来てくれた時でも顔が分かりにくい事がたまにあるのが困りものですが。

佳描遊月展は明日が最終日です。明日は夏のような気温になるそうです。気温の変化が激しいですが、体調を崩さないようお過ごしください。

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グッズ類のうち、絵本『おつきさんとねこ』と『地平線カレンダー2021-22』については、購入前にもっと絵がよく見たいという声が寄せられましたので、画像で内容を紹介するページを作りました。以下からご覧ください。

 

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おはようございます。「佳描遊月展」三日目です。今日も12時半開廊。5時までです。終了時間が早いのでご注意ください。僕は今日も一日在廊予定です。このご時世ではありますが、天気は良さそうなので、ふらりとお立ち寄りいただければウレシイです。

昨日はあいにくの雨模様でしたが、来てくださる方々と個々に比較的ゆっくりお話しできて楽しかった。僕が長年関わっている「地平線会議」の報告会で毎月のように姿を見かけていた小学生の女の子がいます。コロナでこの一年報告会が出来ないため、会えないうちに彼女も今年から中学生。その子が会場に来てくれたのですが、とても大人びて、誰だか一瞬分かりませんでした。子供はどんどん成長しますね〜。

今回は関連のグッズをいつもより多く作っています。「猫遊びてぬぐい」は昨年の「七福猫手ぬぐい」に続いてオリジナルの第二弾。昭和の子供の遊びを猫にたくして描きました。竹馬、メンコ、大縄跳び、あやとり、独楽回し、チャンバラごっこ、馬跳びを描いています。僕は手ぬぐいが大好きで、普段からいつも手ぬぐいを持ち歩きます。ハンカチ代わりはもとより、外出先でふと銭湯に行きたくなっても手ぬぐい1枚あれば大丈夫。バンダナ代わりに日よけにも使えるし、滅多にないけど怪我しても包帯代わりになりますよ。ウィズ手ぬぐいライフを楽しむ人がもっと増えると良いな〜。僕の自宅には実用手ぬぐいが300枚くらいはあるかも。

トートバッグも制作しました。個展の関連グッズは相棒のマルヤマさんと相談しつつ作っています。初めて作るものに関しては、仕上がりがどうなるか、注文してみないと分からない。というわけで今回はお試しで6枚だけ作ってみたのです。数年前にメゾンドネコで開催した時の絵柄を帆布に印刷指定したのですが、届いてみたらおもった以上に綺麗に出ていてびっくり。評判もよく、今日でとりあえず在庫が捌けてしまいました。見本があるので、明日以降、もしご希望があれば、ご注文をお受けして増刷できます。ご興味があれば手に取ってご覧下さいね。

もう一つの新規グッズはマスクです。これは友人のタマエさんが企画制作してくれたものです。昨年作った僕のオリジナル手ぬぐい「七幅猫手ぬぐい」を素材に、プロの縫製士の方が仕上げてくれました。これも14枚だけ作り、あと2枚だけです。もしもご希望の方がいらっしゃれば、こちらも注文をお受けしたいと思っています。

今回のグッズの目玉は「おつきさんとねこ」絵本です。メゾンドネコオーナーの平きょうこさんが書いた物語にこの度完成した挿絵15点を掲載したB5版変形36ページの絵本になりました。是非お手に取ってご覧下さい。

地平線カレンダーも今回の新作イラスト7点を配して販売中。4月始まりです。

また、恒例の缶バッヂなどもありますよ。

 

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おはようございます。昨日、「佳描遊月」展初日無事(?)幕開けしました。本日は2日目。開廊時間は12時半から5時までです。店じまいが早いのでお気をつけ下さい。僕は終日在廊予定です。朝から小雨でお足元が悪いようですが、お気をつけておいで下さい。

昨日の初日開幕に「無事(?)」としたのは、いつも通りいろいろとあったからです〜。前日の搬入後、夜中3時まで立体作品の仕上げをしていた事をお伝えしました。寝不足で迎えた初日朝は、開廊前にやる事があるので早めに会場に着かないといけない。焦って家を出たものの東京駅についてギャラリーに向かって歩き出したところで大きな忘れ物に気がつきました。搬入の際に額が二つ程不足していたので、家から持ってくる事になっていたのです。それを忘れた! できたてホヤホヤの立体を壊れないように運ぶ事ばかり傾注し、朝出しておいた額を持って来なかったのでした。朝からガッカリです。

この日も朝から来てくれた朋友のマルヤマさんとタケダさんの存在が心強いばかり。マルヤマさんが額を買いにいってくれる事になりました。立体を設置したりグッズ宣伝用の看板をつけているうちに開廊時間。

平日なので客足はどうかな〜と思っていたのですが、口開けのサイトウ君とアキちゃんから、ほとんど途切れる事なくお客さんが来てくださいました。ありがとうございます。

ご説明した通り今回の新作は昨年展示した絵の続きなのですが、同じ画材で同じ題材なのに、だいぶ雰囲気が違うという感想を何名かの方から聞きました。「長野さんにしては細かく描きこんで、色味も明るい」という感想が面白かった。昨年描いた分は猫がメインで背景の比重が軽かったのかもしれないですね。確かに今回の絵は背景をしっかり描いた気がします。自分では気づかない事を教えてくださるお客さんからの感想はとてもありがたいです。

メゾンドネコに入る路地の門にモーツァルト「MOZART」という画廊があります。ここで開催中の池田和子展は一見の価値ありです。テンペラ画という技法で細かく書き込まれた絵は、様々な仕掛けに満ちて、読み解くのが楽しいです。作家の池田さんがいらっしゃったら是非話を聞いてください。今日の五時までですので、もしお時間ありましたらお寄りくださいね。もちろん「佳描遊月展」もよろしくお願いします。

遊月日記

おはようございます。長野亮之介です。京橋のメゾンドネコアートギャラリーで個展「佳描遊月(かびょうゆうげつ)」展が今日から始まります。本日は12時半から午後7時までです。僕は終日在廊予定です。まん延防止措置下の東京ですが、お気をつけておいで下さいね。

会場では4月始まりの「地平線カレンダー」、「ネコマスク」、新作の「猫遊び手ぬぐい」、猫缶バッヂ、そして今回のメインの絵である童話「おつきさんとねこ」の絵本なども販売します。

絵の展示は、ギャラリーオーナーの平きょうこさんが書いた童話「おつきさんとねこ」をモチーフに描いた新作7点が中心です。昨年3月に同ギャラリーで開催した「亮月幽森(りょうげつゆうしん)」展で絵本の前半を展示しましたので、今回はその後半。絵本の完成という事で終章という位置づけをしました。

物語は、森に捨てられた猫が月との交流を通じて生きる希望を取り戻すと言う内容です。夜の場面がどうしても多くなるので、絵の色彩や構成にどうやってメリハリを付けるかが課題でした。僕は普段アクリルガッシュという不透明な絵の具を使う事が多いのですが、今回の絵本の制作には同じアクリルでも透明感のあるアキーラと言う絵の具をメインに使ってみました。いつもと少し違うタッチになったと思います。

もう一つの展示は、今年1月から3月まで時事通信社の紙面で10週に渡って連載した「文学ネコ景色」のイラストです。文学作品の中に出てくるネコの特徴的な仕草をテーマに、800字程の文とイラストを描きました。取り上げた作品は「吾輩は猫である」、「夏への扉」、「海辺のカフカ」など。画廊で掲載誌なども展示しています。

昨日木曜日はギャラリーへの搬入作業日でした。友人のケンタ君に車を出してもらい、タケダさんに応援をお願いして荷物の積み込み。前日の雨が嘘のように晴れて気持ちのいい朝でした。うちから銀座まで車で約1時間半弱。ギャラリー近くの立ち食いそば屋で軽く食べたあと搬入作業です。個展をはじめ様々な仕事でタッグを組んで来た相棒のマルヤマさんをはじめ、ヒトミちゃん、カミヤさん、ゼンちゃんが手伝いに来てくれました。人数もいるし、前日にヒトミちゃんとまきちゃんが手伝ってくれて額装も終わっているので、サクサクと終わるかな〜と思ったら大間違い。額の紐架け替えから始まり、売りもののカレンダーやマスクなどの袋詰めなど細かい作業がたくさんありました。夕方にはカナコちゃんとレイコさんも来てくれたのですが、すべて終了したのは午後7時を回った時間。疲れた〜。セッティングのあいだに額が落ちて壊れるハプニングもあり、まだいろいろやる事はあるものの、とりあえず。会場をバックに簡単な展示紹介の動画を撮ったものをギャラリーのサイトにアップしているので、ご覧下さいね。疲れたマスク姿の顔でなにかしゃべってます。数人でちょっとだけお疲れ会をして帰宅後、まだ完成していなかった立体作品を仕上げました。ふ〜〜。

という事で、今日から5日間の短い時間ですが、よろしくお願いします。

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こんにちは。長野亮之介です。今日も暖かい一日でした。うちの桜が1分咲きです。この陽気が続けば、来週は満開になるのかな?
佳描遊月展、ただいま作品制作中です。普段仕事の締め切りも多く、なかなか集中できませんが、頑張ります。