雨の一日もいいもんだ

庭日記

家ギャラリー2日目。今日は朝から雨の優しい音が耳に入ってきました。庭に高木が多いせいか、雨粒は葉に当たって音が多くなり、実際に降っているより多く聞こえる気がします。そんな天気のせいもあり、今日訪れてくれた人は5人でした。その分ゆったりと説明もでき、庭も見ていただけました。初めて我が家に来たリサさんは、建物にとても興味を持ってくれて一々感動してくれます。古民家ですか?と聞かれました。古民家の定義はよくわかりませんが、この家は築60年くらいのはず。淳子が生まれ育った家です。和風と洋風の折衷のような様式で、確かにちょっと珍しい設計かも知れません。とはいえ、特別な建築家が設計したものではないようで、昔近所にあった工務店の人が建てたと淳子から聞いた気がします。この家は、屋号をハナタレ亭と言います。以前飼っていたコチビというネコが、いつも鼻を垂らしていたのに因んで勝手につけた屋号ですが、淳子と僕は気に入っています。「まだまだ俺たちハナタレ小僧」という意味もあるし、「野に山に放たれる」という意味も重ねたりしています。

昨日は暑いほどだったのに、今日は一転肌寒く、ネコどもはお客さんの膝にすり寄って暖を取っていました。ネコは今抜け毛の季節で、服に毛がついてしまって申し訳ないんですが、ネコ好きの方は全然意に介さずネコのわがままを許してます。ありがたいことです。昨日は久しぶりに大勢の方にあって疲れたので、今日はゆっくり英気を養います。明日またお待ちしてますね〜。

Posted by 長野亮之介