絵師敬白

3度目の夏が巡ってきます

今年も《じゅんこの庭》に蝶が現れて、乱れた波線を描きながら舞っている。蝶たちは、ヒトにはわからない異空間を巡って、ここにやって来るのかもしれない。神出鬼没なネコには見える、目立たぬ通い路を。昨日と同じ明日が来ないとわかっても、季節は淡々と巡る。あれから2年。またもや世界は一変したけれど、梅雨が明ければ3度目の夏が来る——。

淳子の三回忌を念頭に、自宅に絵を飾ることにしました(正真正銘、本当に数点だけです)。このご時世ですが、ご興味のある方は連絡をくだされば、お待ちしています。期間は6月18日(木)〜21日(日)の4日間。時間は随時。専用ブログにも毎日、何か綴りたいと思っています。

淳子は亡くなる半年前に、糞土師の伊沢正名さんと「死」をテーマに対談を行いました。その記録が命日の6月18日から伊沢さんのブログ「糞土師の対談ふんだん」で公開されます。対談のタイトルは「生ききりたい」。http://taidanfundan.com/

 

Posted by mar