会場風景と作品

4月8日から始まった「破猫盤乗展」、その会場と作品を写真で紹介します(撮影は初日。その後レイアウトが変わったところもあります)

▼メゾンドネコのエントランス。ギャラリー「モーツァルト」の脇の狭い路地を入ったところにある2階建ての2階。看板が出ています。階段をのぼってください。

▼会場に入ってすぐ左側の壁面にあるのが「はにゃんけんばん(破猫鍵盤)」。子どもが足で踏んで音を鳴らして遊ぶキーボードの白鍵部分に、猫の顔を描いたもの。ちゃんと「ドレミ…」が弾けます(黒鍵も音が出ます)。「ねこふんじゃった」を弾いてみてください。上に並んだ動物の顔を押すと、鳴き声や吠え声が鳴ります。

▼その右の窓のある壁面が、グッズ・コーナー。

▼個々のグッズを紹介します。まず、去年の個展でとても評判がよかった時事通信社配信の連載を、A5判・全34ページ・オールカラーの冊子にまとめた『文芸猫景色』。夏目漱石からエドガー・アラン・ポー、宮沢賢治、村上春樹など10編の文学作品を、右ページに文章、左ページに絵として紹介。なかなか読みごたえがあります。また付録として、3年前の個展で話題を呼んだ「猫翳礼讃」シリーズの絵5点も収録。谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』に書かれた印象的なシーンを、猫のいる風景として描いたものです。1冊1,000円。取り上げた作品などの情報は、こちらでご覧ください。

▼続いて、今回のメインの作品6点のなかから「ジャンベ」をあしらった「破猫楽団トートバッグ」。残念ながら、2日目に早くも完売となってしまいましたが、ぜひ欲しいという方が複数(2名以上)いらっしゃいましたら、追加の注文をお受けしています。1枚1,800円。

▼メインの破猫楽団の絵から3点(サックス、ボーカル、ベース)を選んで、「破猫楽団マグカップ」も作りました。これまでのもの(ミニマグ)より背も高くなり、絵も大きくなっています。1個1,500円。

▼さらに、破猫楽団の絵とはにゃんけんばんの絵から猫の顔部分を抽出して、12種類の「破猫盤乗缶バッジ」も作りました。1個200円。

▼右の奥にあるのが、恒例の「地平線カレンダー 2022-23」です。破猫楽団の6点を、2か月ごとに6枚のカレンダーに仕立てました。4月始まりですから、来年3月まで使えます。1セット500円。

▼入り口を入って正面の広い壁に並ぶのが、今回のメインの「破猫楽団の巨人たち」シリーズの6枚です。左側の3点は、テナー・サックスのジョン・コルトニャーン、フラメンコ・ダンス&ギターのクリスティーナ・オニャース&パコ・デ・ルシニャ、ジャンベのニャンドゥ・コナテ&ニャニャディ・ケイタ。アクリル絵の具で描きました。

▼右に並ぶのが、ヴォーカル&コーラスのニャープリームス、ベースのチャールズ・ニャンガス、そしてプロデューサーのジョージ・ニャーティンです。

▼ここまでを少し引いたところから眺めてみると、以下のような配置になっています。

(次ページに続く)

Posted by mar