「破猫盤乗展」、今日から始まります!

破猫日記

おはようございます。今日は「ハニャン盤乗展」初日です。天気も良さそう。開場12時で、夕方5時までです。僕は終日在廊予定でお待ちしています。

今回の新機軸は、デジタルで描いた仮想レコードジャケット21点。カラフルで賑やかに展示しています。また、立体の猫たちも5点レコード盤の上でお待ちしていますよ。もちろん、いつものアナログの絵も新作6点をご披露します! 限定製作の小冊子「文芸猫景色」、そして、おなじみ「地平線カレンダー2022〜23(4月始まり)」も完成です。

昨日は搬入日でした。その朝4時まで立体物の製作にかかりきりでやや寝不足。毎回個展の時はこんな感じで、余裕で製作が終わったことがないです〜。

いつものようにタケダさんが車を出してくれ、そそくさと荷物を積み込んでいざ京橋のメゾンドネコへ。1年ぶりの京橋界隈は、なんだかあちこちで工事してる感じです。僕の人生はなんだかずっと文化祭をやってるようなもんですが、文化祭って、本番直前の慌しいながらも何かみんなで作っているような高揚感が一番たのしい。個展でも、孤独な製作を終えて、搬入の時のみんなでワイワイ言いながら会場を作る時間が幸せですよね。

昨日一緒に搬入をしてくれた面々もきっとこの高揚感を楽しんでくれているのだと思います。大阪から夜行バスでわざわざ駆けつけてくれたクシマさんはいつものようにワンイシューに取り組んでもらいました。個展の相棒のマルヤマさんの企画で、今回は会場に音の出る電子鍵盤を展示しているのですが、このセッティングをお任せしました。凝り性というかアイデアマンの久島さんをはじめ、この文化祭人生を楽しんでくれる友達がいつも周りにいて幸せだなと思います。会場で音を出してみてください。

ゼンちゃんとオオツさんは二人で組んでレコードジャケットのセッティング。一つ一つ色味を見て並べる順番を決め、正確に水準を出しては丁寧に貼り付けていく仕事を見てると、僕にはとてもできません。さすが写真家だけあって、展示には一過言持っているゼンちゃんです。それを補佐するようにテキパキと作業をするオオツさん、本職の助監督の仕事ぶりの一環を見たような気分でした。


オオツさんのパートナーのヒトミちゃんには地平線カレンダーや、今回作った小冊子の封入を担当してもらいました。大好きなBTSを聴きながら黙々と作業をしてくれて助かりました。職人肌のタケダさんは額縁のセッティングとライティングが独壇場。任せっぱなしで安心です。そして総合プロデュース的な立ち位置のマルヤマさんはいつものように会場の配置図を用意した上で、ポップやジャケットの印刷、その他諸々すべてを統括してくれてます。舞台監督のような感じです。

最後に仕事帰りに駆けつけてくれたカミヤさんはバタバタとした会場作りの中におっとりした空気を入れてくれました。

1時から始めて、会場作りが終了したのは8時半ごろ。いつもより額装した作品が少ないので早く終わるかなと予想していたのですが、凝り性の面々のおかげでしっかりと時間をかけていい雰囲気を作ってもらいました。「破猫(ハニャン)文化祭実行委員」の面々の仕事ぶりをとくとご覧いただければ幸いです。

破猫日記

Posted by 長野亮之介