映画と山仕事

9月11日

「銀幕一刻」と言う映画紹介記事を読売新聞夕刊で連載しているのですが、昨日はそのネタに映画を見ました。邦画「探偵はBARにいる」とドイツ等合作映画の「パレルモシューティング」の二本。前者は札幌ススキノが舞台のサスペンス(?)。主演の大泉洋は札幌を拠点に活動する役者だし、原作小説の東直己も札幌在住の作家という、札幌発信の映画。僕は学生時代を札幌で過ごしていたので、作品自体にはもどかしいところも多々目についたけど、札幌びいきの目で楽しめた。高嶋政伸が悪役で出演しているのだが、その役づくりが強烈で印象的。後者の映画はドイツのヴィム・ベンダース監督作品。何と言うか、作品のテンポがすごく気持ち良くて、冒頭から安心して、紡がれる世界に身を委ねられる感じがいい。主演俳優も適役だし、助演女優のジョバンナ・メッツジョルノが美しい。なにより、死神を演じるデニス・ホッパーのこの世のものならぬ存在感(?)が圧倒的だ。昨年故人となったのを知っているだけに余計そう思う。

今日は森林ボランティアの活動日だったので、朝からフィールドの八王子市内の山林へ。昨夜我が家に泊まった友人のMK嬢と、カミサンと三人連れ立って現地へ向かう。秋以降の作業のための技術講習会だが、作業後のBBQの魅力もあってか参加者が多く、子供を含めた総勢23名。ヒノキを伐り倒す作業を皆でおさらいしながら行ったのだが、倒した木が別の木の二股部分にハマってしまった。これを外すのに一苦労。様々な技術を試みたおかげで、予想外にいろいろな勉強ができたけど。ようやく伐り倒した木を市場に出した場合を想定して値段を算定してみると、なんと一本(長さ3mで先端の木口直径16センチ)700円ほど。わかってはいたけど汗を流して伐った木をあらためてこう評価されると考えさせられる。2時頃からBBQ。天気もよく涼風も吹く尾根上でしばしの極楽体験。早めに下山したので帰宅後仕事をするつもりだったが、アルコールのせいで強烈な眠気に勝てず、9時過ぎ早々にダウン。

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映画と山仕事 への2件のフィードバック

  1. miwa のコメント:

    ハナタレ! 楽しみにしています。
    終わった後もこのブログで公開してくれるといいのですが・・・・
    放たれたリョウノスケを期待しています。

    • ryo のコメント:

      miwaさん、早々にコメントありがとうございました。昨日初日を迎えてやっと返信です。昨日はtakedaさんとshinoさんが来てくれましたよ。お待ちしてます。

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