なんとか一筋の光が

地平線通信に描いた絵

9月13日(火)

明日はいよいよ搬入日というわけで、今日も朝から友人のYIちゃんが手伝いに来てくれる。カミサンも今日はたまたま仕事が休みなので、3人でコツコツと準備にいそしむ。YIちゃんは昨日一日の修行(?)ですっかり額装のコツもつかみ、現場監督として指示をしてくれるので心強い。僕は絵の紹介のための資料探しやその他でバタバタと駆け回っては埃をたてていた。早い午後には昨日あれ程やって塗りきれなかった板の色塗りもなんとか終わり、少しずつ展示の感じが掴めてくる。午後2時半頃には友人のAHちゃんもバイクで駆けつけてくれて、作業場は一層賑やかになる。「今日が搬入日の一ヶ月前ならホントに楽しいのにねー」とAHちゃん。僕にそんな計画性があればもっと別の人生を送っていたかもしれない。

今日は一日真夏が戻って来たように暑かったが、それでも夕方の風は涼風で、夜は虫の声が秋の気配を運ぶ。夜7時頃になってようやく額装がほぼ終わった。数えてみるとかなりの点数だ。会場のスペースを考えると多すぎるかもしれないが念の為と思っておこう。まだ展示のキャプション等が出来ていないけど、なんとか先は見えて来た。メールをチェックすると、信州の友人KYちゃんから一通。 彼女からの依頼でデザインしたTシャツが好評だという。9月初頭に完成したばかりなのに、累計発注数が800枚近くなったとのこと。あのデザインのおかげと聞いて、今日の疲れが少し和らいだ。このTシャツ原画はハナタレ展でも展示します。東日本大震災被災者支援の目的で作られたもので、ギャラリーのご理解を得てTシャツ自体も販売する予定です。詳しくはリンクをご覧下さい。

実はこれからまだ絵を一枚書かなくちゃならない。先日電話取材したKY君の紹介をする「地平線通信」用の絵なのだが、通信の印刷発送日が明日なのです。またもギリギリ。まだ眠れない。

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