9月9日(金)
一日家の中で額や絵達と格闘。暑さがぶり返したので、久しぶりに扇風機を回した。ついでに台風の時に外した風鈴も吊るして涼しさ演出。風鈴の音はいいねえ。それにしてもまだ展示する絵が全部は決まらず迷ってますが、時間は無情に過ぎて行きます。
最近手ぬぐいのデザインを頼まれる事が続いていたので、ハナタレ展ではその原画を数点飾る予定。手ぬぐい制作でいつもお世話になっているTMさんから「原画も是非飾ってみては」と以前アドバイスされたことも後押しになった。TMさんは手ぬぐい制作を依頼した時はデザイナーと職人さんチームのまとめ役となり、また日本一の手ぬぐいコレクターで研究家。手ぬぐいだけでなく、ぽち袋や風呂敷のコレクションも充実している。お宅に伺ったときは、その量と質にビックリしました。
昼頃、新進気鋭のノンフィクション作家KY君に電話取材。今月の地平線会議(http://www.chiheisen.net/)報告会で話をして頂く予定なので、その予告を書くための取材です。この春に北極圏を1600キロ歩いた話を30分くらい聞く。何しろ独り占めで話が聞けるので面白い。本当は直接会って聞きたいところだけど、なかなか時間がつくれないのが残念です。地平線会議関係で制作した絵もハナタレ展で飾るつもりなのですが、結構沢山描いているので、選ぶのが難しい。
夕方近所の都立公園で雑木林の中のコースをジョギング中にウサギを発見。正確には路上に立ち尽くしているオジサンをまず発見し、何を見てるんだろうとその視線を追うとウサギがいた。走り抜けながら数秒観察しただけなので正確じゃないけど、体長が30センチくらいの小さなウサギで、雑木林の中で何かを食べていた。実は今週始めにやはり同じあたりで跳ねているのを見たのだが、その時はもう日が暮れていて、暗くて確認できなかったのだ。今日は沈む間際の夕日の明かりで全貌が明らかに。薄茶色の短い体毛で、首輪等はしてない。まさか野生のはずは無いので、飼い主の元から脱走したか、あるいは捨てられたのかな。口をもぐもぐしていたけど、食べるものはあるのだろうか。そこから20mくらい離れたところで今度は路上をヘビが横断していた。体長1mくらいのでかいやつだ。逆光で色が定かではなかったが、背中は黒っぽく、横腹に赤い色が筋状に見えたような気がしたけど、これは光のせいかもしれない。なんでしょね。特に模様はなかったようなので、アオダイショウかな。今まで何百回と走っているコースだけど、ウサギもヘビも見た事が無かった。ヘビはウサギを狙ってたのだろうか。そういえば今年は禹年。「厳しい世界だけどウサギ、頑張って生き抜け」と祈りつつ走る。
今夜は先日終演した芝居「座敷おやじ」のスタッフ慰労会があった。この芝居で僕はチラシ制作や小道具の屏風絵の制作等(他にもちょこちょこ)を担当している。座長のHHちゃんから是非来てと誘われていたのだが、準備を始めいろいろ連絡を取る用事等があり、泣く泣く断念。断りの電話を入れたところ、女性の多い賑やかな会の模様。悔しいなあ。この芝居の為に制作した絵もハナタレ展で飾る予定です。