撮影をしてきました

今日、長野家に出向いて、撮影をしてきました。会場で上映するショートムービーを撮るためです。

20130921 15 09 06
▲床いっぱいに絵の具が散らばった部屋。メインの絵は完成しましたが、まだ背景の仕事が残っています。モンタナのランチ(牧場)がよみがえります。

20130921 15 04 01
▲焼きごてを取付けているところ。鉄の棒がリアルだけど、段ボールにとってはちょっと重すぎる。木に換えようか、思案中です。

20130921 16 16 47
▲へっぴり腰で構えているのは、棒の先に付けた小型ビデオカメラ。雑草とハーブと夏野菜が茂る庭で、「ネコ目線」でカメラを動かして、インスタレーションに使う作品を撮影しました。山仕事用完全装備なのは、ヤブ蚊対策です。

20130921 19 05 04
▲美猫のアンズちゃん。好奇心が強いようで、ついにテーブルの上に侵入。

カテゴリー: お知らせ | コメントする

ただいま制作中!

今日、小金井公園に行ったので、帰りがけに画伯の家にちょこっと寄ってきました。本来は、土曜日に撮影する場所(画伯家の庭)のロケハンだったのですが、最近、どうもブログ書きに逃避しているようにも見受けられるので、ちゃんとオープニングに間に合うよう仕事をしているか、チェックしておこうという気持ちもありました^^;。

ところが、ご覧のように、床いっぱいに絵の具を広げて、自転車屋さんからもらってきたでかい段ボールに今夏出かけたモンタナの牛を描いている真っ最中。今回の展示では、これをインスタレーション風にお見せすることになっています。関係者のみなさま、どうかご安心ください。

20130919_17-26-40

カテゴリー: お知らせ | 2件のコメント

秋晴れとあまちゃん

台風一過のからっとした秋晴れ…なのに、今日は新聞の連載仕事の締め切りでおこもり。朝から取りかかり、バイク便が絵を取りに来る2時直前に滑り込みで完成。いつもギリギリですみません。これだから、僕の画材の選択は速乾性のアクリル絵の具から離れられない。その後も原稿書きで、結局夕方まで机の前に。昨日からカミサンが風邪を引いて寝てるんだけど、世話もできず。5時頃ようやく原稿アップして、夕飯をなんとか即席で作って7時から太鼓の練習に。もちろん【ソゾロアルキ展】が目前に迫っているのは分かっているけど、10月の舞台までこちらもあと一ヶ月ほどなのでサボれないのでした。「舞台」は「お座敷」とは違い、市民文化祭の一環で市民ホールの大きな舞台での演奏のことです。一応この場が「田無卑弥鼓」の毎年の目標ということになっている。今日は、仲間が作曲した新曲【アニモ】を練習。スペイン語で「がんばれ」という意味だそうで、東北の被災地応援の趣旨で作った曲だ。これまでぼちぼち練習をやってきたが、今日になってようやく通して演奏でき、曲の形が見えて来たところ。全くなにもかもギリギリになんないとできないねー。さらに、これまでペンディングにしていた曲を本番でやることになり、僕はなんと,篠笛のパートになってしまった。ほとんど吹いたことのない曲なのに、このムチャ振り。あと一ヶ月で覚えなけりゃならない羽目に。うちのグループではよくあることだけど、これまたヤバい。

帰宅後、たまっていた二日分の朝ドラ「あまちゃん」を見る。うちは地デジに移行しなかったので2年前からテレビが見られない。でも宮藤官九郎脚本の今年の朝ドラは是非とも見たくて、春からNHKオンデマンドを契約したのだ。パソコンの17インチの画面で主に見るのは「あまちゃん」と「八重の桜」。あとは興味のある特集番組をみるくらいだけども、目的がはっきりしているので費用対満足度はまあまあかな。ともあれ、今日の回は面白かったー。この一週間くらいトーンダウンが気になっていたんだけど、そうか、ユイちゃん(ドラマ内のサブヒロイン)が元気が無かったからだ。”腹黒ユイちゃん復活”を目にして感じるカタルシスを計算して、トーンを落としていたのだとしたら(多分そうだろう)、クドカン(宮藤官九郎さんの愛称)はやっぱりすごいテクニシャン。かつ忍耐強いなあ。ドラマも良かった上に、そんなドラマツルギーを想像して勝手にちょっと感動してしまった。ドラマを見てない人には何のことかチンプンカンプンですね。失礼。

カテゴリー: ソゾロ日記 | コメントする

敬老の日

朝、ラジオでは台風が愛知県豊橋市あたりから上陸と伝えていた。窓外を見ると雨脚は強くないが、強風で庭木がしなっている。今日は僕が所属する和太鼓グループ「田無卑弥鼓(たなしひみこ)」が特別養護老人ホームの敬老会で演奏する予定だ。僕らは地元のお祭りや行事に呼ばれて演奏することを「お座敷」と呼んでいる。今日のお座敷は予定通り行なうのかな?ラジオではあちこちで行事やお祭りが中止と報道している。問い合わせたところ、「敬老会は予定通りだが、雨風が強くて来るのが難しいなら、やむを得ませんが…」との返事。いやいや、このくらいの雨で尻込みしてるわけには…で、午後1時半から演奏とあいなった。

観客はデイサービスのお年寄り30名ほどだ。中には101才のおばあちゃんもいたが、皆さんお元気で、すごく熱心に聴いてくださるし、拍手もたくさん。おかげでこちらも張り切ってしまった。今日のお座敷への参加メンバーは男2、女4の6名で、演目の構成上、しっかり長胴太鼓を打ち込む曲を入れていた。でも高齢の方にあまり大きな音は毒かもしれないと「少し音をセーブしようね」と話していたのだが、いざ始まったらぜんぜんセーブできない。気持ちよく打ち込んでしまった。相棒の女性も負けずに打ち込んで来るので、かなり大きな音を出したと思う。別の老人ホームのお座敷で得意になって打ち込んだら、耳を塞いでいるご老人がいたこともあるのだが、今回は意外にも拍手喝采を受ける。みんなさらにノリノリ。30分ほどで5曲を気持ちよく打たせて頂き、観客の皆様からは「十年寿命が延びた」と好評もいただいてニコニコ。片付けて一息ついて帰る頃には風雨も止み、結果オーライ。

帰宅すると、うちの庭木の葉が強風で散り、盛大に道路にぶちまけられている。慌てて竹箒で掃除だ。エノキ、イチョウ、トウネズミモチにサクラ…我が家の近所では落ち葉の供給(?)源は主にうちなので、知らん顔はできないわけです。それにしてもえらい量で、おまけに濡れて道路にへばりついてるんで、片付けに1時間半もかかってしまった。汗が額からぽたぽた落ちるほどの仕事量。道路がアスファルトなんかで固められてなければ、ほっといてもいずれ土に返るのになーといつも思う。「望星」という雑誌の最新号で、中沢新一さんが”明治以降ドンドン埋め立てられてしまった東京の暗渠をもう一度水路にしたい”という趣旨の発言をしていた。東京がもう一度水の都になれば素敵だろうな。その時は道路のアスファルトも大半剥がせるような世の中になっていて欲しい。

掃除の余録として、ギンナンを数十個ゲットした。まだ熟してないけど、大振りで立派な実だ。通りがかった近所のおじいちゃんが「ギンナンが着くようになったねー」と声を掛けてきたので、ちょっと立ち話。イチョウは結実するまでに20年以上もかかるそうで、うちのイチョウも実が着いたのはこの2、3年前からだ。実が着いて初めて雌木だったんだと分かった。ずっと雄木だと思い込んでいたのでした。モモクリ三年カキ八年なんて、ずいぶん早いわけだねー。でも最近はイチョウの栽培技術が進歩して、7〜8年で結実するイチョウがあるらしい。どんな技術なんだろ。

それにしても、今日も絵が描けなかった。ヤバいっす。

カテゴリー: ソゾロ日記 | コメントする

台風の日

明け方、激しい雨の音で目が覚めた。あわてて戸締まりをして二度寝。午前中はかなり激しい降りだったけど、午後になって急に陽が射したり、かと思うと日射しの中に雨が降って来たりとヘンな天気だ。台風18号は明日関東に上陸する見込みとか。そういえば一昨年の個展開催中にも台風の一日が有った。豪雨で電車も止まり、かろうじて動いていた地下鉄の荻窪駅から家まで歩いて帰ったなー。

午後、いわさきちひろ美術館長の松本猛さんが我が家を訪ねていらした。地平線会議仲間のシノさんの紹介で、松本さんから連絡があったのは7月頃だったかな。それから二ヶ月、どんな人かなーと楽しみにしていた。うちの最寄り駅に迎えに行くと、松本さんがいた。オシャレなTシャツ姿で、気さくな笑顔が印象的な方でした。うちで僕の描いたイラスト原画を見ながらいろいろお話する中で、一緒に絵本を作れればいいですねと言うノリに。松本さんはご両親とも長野県出身でご本人は東京育ち。僕も同じだ。中学生時代にうちの近所の公園にも良く来たことがあるそうだ。芸大卒後20代で世界初の絵本美術館「いわさきちひろ絵本美術館」を立ち上げ、世界中の絵本作家と知己を得ている松本さんは、その世界では国際的に知られている方なのだが、物腰が軟らかくて気さく。長野県内に共通の知り合いもいて、何だか昔から知っているような気がしました。今後どんな展開になるのかまだわからないけど、新たなつながりの予感がうれしい。松本さんは1時間半ほど滞在し、安曇野の本拠地に帰って行かれた。次にお会いできる機会が楽しみだ。

夜、ネコがちいさなヤモリを捕まえて来た。まだ生まれたばかりだろう。体長3センチくらいの可愛いサイズのヤモリだ。尾が途中で切れている。やはりトカゲと同じようにヤモリも尻尾を自分で切り離して窮地を逃れる生存戦略を持っているのだろう。こんなに小さいのにねえ。うちでは毎夏、ヤモリが窓ガラスに貼り付いて虫を獲る姿を見るのが楽しみなのだけど、今年はほとんど姿を見ない。ネコどもがやたら狩りをするせいだ。ネコが気を逸らした隙にベビーヤモリを救出したら、幸いまだ生きていた。ショックを受けたようで、手のひらに乗せても逃げようとしない。手足の吸盤(?)が手の皮膚に軽く吸い付いて気持ちいい。ネコどもに再捕獲されないように、庭のクワの木に逃がしてあげる。生き延びてくれればいいけどね。

つぶらなひとみ

つぶらなひとみ

 

 

カテゴリー: ソゾロ日記 | コメントする