会場風景とグッズ類
望星表紙絵・天妄呻吟絵はがき
「天妄懐界旅絵日記」で昭和を思わせる風景や服装を描いたので、入って右の壁面は、20年以上にわたって担当してきた月刊『望星』の表紙絵から、いかにも昭和らしいの雰囲気の絵を選んで10点、展示してみました。そのうちの6点を絵はがきにして、AとB、3枚ずつのセット(各500円)にしています。
望星表紙絵・天妄呻吟コーナー
20年間以上担当してきた望星の表紙絵から、10点を並べました。左にあるポストの絵が、一番最初に手がけた作品です。たいてい何を描くかの指定はなく、お題(特集タイトル)をどう解釈するかは任せてもらえます。テーマから具体的なイメージが浮かべばラッキーですが、抽象的な場合はアイデアをひねり出すのに結構苦心します。で、「天妄呻吟」というコーナー名になりました。『望星』は残念ながらこの9月発売号で休刊となり、新しく『web望星』というウェブマガジンとしてリニューアルしました。そこでも表紙?を担当させてもらっているので、これの作品も展示しました。
作品の画像はこちらをご覧ください。
映画評&地平線会議コーナー
入ってすぐ右の壁面には、長く担当している読売新聞夕刊連載の映画評絵コラム「銀幕一刻」と、探検・冒険・旅をする人たちの集まり「地平線会議」のために描いた作品を展示しています。
「銀幕一刻」では、比較的新しめの4作品を展示。『哀れなるものたち』(イギリス)、『宇宙探索編集部』( 中国)、『ブルーピリオド』(日本)、『関心領域』(アメリカ・イギリス・ポーランド) 。脇には新聞の紙面もパネルにしてあるので、本文の文章もお読みいただけます。
地平線会議では、この1月から「地平線キネマ倶楽部」という、映画の自主上映会を実施する活動を始めました。ここに展示したのは、6月にやった第3回上映会のために作ったポスターです。毎月の『地平線通信』も相変わらず担当していて、この1年間、12号分の題字とイラストを1枚のパネルに仕立てました。
このコーナーの前には小さなラックを置き、これまで作った絵本『仔牛』や画文集『文芸猫景色』、これまで制作してきた絵はがきなどを展示・販売しています。よろしければ、手に取ってみてください。
会場右半分
入口から見て右側は、こんな構成になっています。右奥で黒く写っているのは、大型モニター。ここで、過去の個展の作品などを上映しています。
今日も入れて、個展もあと3日。ご来場をお待ちしています。絵師は終日在廊しています。