プロフィール

長野亮之介(ながのりょうのすけ)

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1958年東京生まれ

北海道大学農学部林学科造林学講座卒
編集プロダクション「ルパン」勤務(1年)を経てフリーランスのイラストレーターに

主な作品に、絵コラム「銀幕一刻」(読売新聞)、月刊『望星』表紙(東海教育研究所)、月刊『地平線通信」(地平線会議)題字&予告イラスト、「地平線カレンダー」(地平線会議)イラスト、『林業新知識』(全国林業改良普及協会)表紙イラスト&取材メモ、「観光会議九州」(リクルート)表紙イラスト、展示企画「えどがわ農力図鑑」(東京都江戸川区)イラストなど。

「3.11カラハジマル日めくり鮭カレンダー」(南部ハナマガリ鮭Tシャツプロジェクト 2016)が、第67回全国カレンダー展で経済産業省商務情報政策局長賞銀賞を、世界カレンダー展(gregor international calendar award 2016)で銅賞を受賞。

2023年1月、「第3回新美南吉絵本大賞」(愛知県安城市主催)に入賞。

〈個展〉

  • 2009年5月…「space&cafeポレポレ坐」(東京都中野区)で個展「百顔繚乱展」
  • 2009年9月…「ルーサイトギャラリー」(東京都台東区)でミニミニ展
  • 2009年10月…「音豆ギャラリー」(東京都多摩市)でミニ個展
  • 2011年6月…イベント「信州・森フェス!」(長野県上田市)でミニ個展
  • 2011年9月…「ギャラリーヒッポ」で個展「ハナタレ展」
  • 2013年9〜10月…「ギャラリーヒッポ」で個展「ソゾロアルキ展」
  • 2015年9月…「ギャラリーヒッポ」で個展「けものけ展」
  • 2017年3月…「メゾンドネコ」で個展「叢猫戯画」(長野亮之介・猫絵展)
  • 2017年9月…「ギャラリーヒッポ」で個展「一氣一遊展」
  • 2018年3月…「メゾンドネコ」で個展「犬猫楽踊図絵」(長野亮之介1(わん)+2(にゃん)=展)
  • 2018年8〜9月…「ひねもすのたり」で個展「ズットスキダ展」(長野亮之介・夏の終わりに)
  • 2019年3月…「メゾンドネコ」で個展「翳猫礼讃」(長野亮之介・猫絵展3)
  • 2019年6月…「ひねもすのたり」で個展「J. 風そよぐ庭から」(長野亮之介ミニ個展)
  • 2019年9月…「ギャラリーヒッポ」で個展「流西遊影展」
  • 2020年3月……「メゾンドネコ」で個展「亮月幽森展」(長野亮之介・猫絵展4)
  • 2020年6月……自宅(ハナタレ亭)にて個展「J.. 蝶たちの通う庭へ」開催(長野亮之介ミニ個展)
  • 2021年4月……「メゾンドネコ」で個展「佳猫遊月展」(長野亮之介・猫絵展5)
  • 2021年6月……「ひねもすのたり」で個展「J… 花めぐる庭で」(長野亮之介ミニ個展)
  • 2021年10月……「ギャラリーヒッポ」にて個展「わたりの川風見行」(長野亮之介の絵しごと)
  • 2022年4月……「メゾンドネコ」で個展「破猫盤乗展」(長野亮之介・猫絵展6)

〈作品集〉

  • 『地平線月夜見画報』(地平線会議)2008
  • DVD「ソゾロアルキ」(もへじ堂)2013
  • DVD「けものけ」(もへじ堂)2015
  • DVD「一氣一遊」(もへじ堂)2017
  • 絵本『お月さんとねこ』(もへじ堂)2021
  • 切り絵作品集『CUTOUTS(カットアウツ)』(もへじ堂)2021
  • 作品集『文芸猫景色』(もへじ堂)2022

丸山純(まるやまじゅん)

20091129_07-09-001955年東京生まれ

早稲田大学第一文学部卒西洋史学科卒
学生時代にパキスタンの山奥に住む少数民族カラーシャの村を訪れ、3ヵ月滞在したのをきっかけに、以後16回通い続けている。大学卒業後は広告企画制作会社ナックスに2年4ヵ月勤務し、クリエイティブやマーケティングの実際をたたき込まれた。退社後、フリーのプランナー、コピーライターをしながら、日本とパキスタンを行ったり来たりする。1990年にMacintosh IIciを購入してDTP(Desk Top Publishing)を始め、しだいに編集・出版のほうに軸足を移す。現在は極少部数出版と電子書籍化、ウェブサイトの制作にも関心がある。

〈主な仕事歴〉

  • 1990年8月〜…キヤノン販売(現キヤノンマーケティングジャパン)広報部のイベント「記者・編集者のためのカメラ教室」のプロデューサー・ディレクターを担当。のちのデジカメ時代には講師も兼ねた
  • 1990年10月〜…ダイヤモンド社『BOX』別冊『OA探検術』編集スタッフ
  • 1990年11月 〜…広報誌『キヤノン通信』編集長(93年からは編集スタッフ)
  • 1994年6月 〜…CG-ARTS協会の機関誌『CG-ARTS NEWS』、会報『CG-ARTS』編集長
  • 1997年5月〜…月刊誌『望星』(東海教育研究所)の書評コーナーを毎月担当。インタビュー記事なども手がける
  • 2003年4月〜…デジタル写真の普及・振興をめざす非営利団体「デジカメK太倶楽部」を設立、事務局長を担当。杉並区や沖縄の小学校、市民大学講座をはじめ、大学や高校、一般社会人向けにデジタルカメラのワークショップを開催
  • 2007年11月〜… 高野山金剛峰寺所蔵の曼荼羅の復元に取り組む凸版印刷株式会社のプロジェクトに参画。密教図像学や当時の彩色研究に取り組む
  • 2008年10月…沖縄県の離島・浜比嘉島(うるま市)で地平線会議主催のイベント「ちへいせん・あしびなー」を開催。児童30名の浜比嘉小学校でデジタルカメラのワークショップを開催
  • 2009年3月…このときの写真からセレクトして、写真展「わたしたちの宝もの」を開催。2010年3月には、両者の報告を1冊にまとめたムック『あしびなー物語×わたしたちの宝もの』を制作し、沖縄県教育委員会の協力を得て全沖縄の小中学校に寄贈
  • 2009年8月〜…イラストレーター・長野亮之介と絵画・映像作品を制作するユニット「もへじ堂」を起ち上げ。コンビでイラストや動画作品の制作を開始
  • 2011年1月〜…東京都大田区主催の行事として、「大田区ふしぎ発見隊」を企画。町工場(1月)と商店街(8月)を舞台に小中学生を対象としたデジタルカメラのワークショップを開催。大田区主催のイベントで、写真展も開催
  • 2012年4月 極少部数出版と電子書籍で、通常の出版には縁のなかった人たちに本を作る機会を提供するプロジェクト「茉莉花舎」を設立
  • 2013年3月〜…東京都江戸川区主催の展示企画「えどがわ農力図鑑」の企画制作を担当。江戸川区の農業を取材し、写真と長野亮之介のイラストで展示にまとめて発表

〈主な発表作品〉(著作・編集・デザイン)

  • 1985 「ムンムレット谷の春——カラーシャ族の春祭り」 『あるくみるきく』218 観光文化研究所(近畿日本ツーリスト)
  • 1986 「カフィリスタン——ムンムレット谷の一年」 『季刊民族学』36 千里文化財団
  • 1987 「カラーシャ族の生活」 小西正捷編『もっと知りたいパキスタン』 弘文堂
  • 1987 「カフィリスタン・ムンムレット谷——チョウモス祭」 『季刊民族学』39 千里文化財団
  • 1996『地平線データブック・DAS』(地平線会議)
  • 2004『地平線・大雲海』(地平線会議)
  • 2006 「カラーシャ社会における近代化の諸相——ある青年のライフヒストリーから見る、少数民族の文化変容の実態」『社会文化論考 第1集』(政経研リサーチペーパー Vol.10) 政治経済研究所(小島令子と共著)
  • 2007 「カラーシャ族の冬祭りチョウモスの儀礼と音楽――音楽から見る祝祭空間と社会の変容」『社会文化論考 第2集』(政経研リサーチペーパー Vol.12) 政治経済研究所(小島令子と共著)
  • 2008 「カラーシャ——ヒンドゥークシュの谷間に生きる『異教徒』たち」 綾部恒雄監修・金基淑編『講座・世界の先住民族——ファースト・ピープルズの現在』(03南アジア) 明石書店
  • 2009『地平線・月世見画報』(地平線会議)
  • 2010 「足かけ32年、少数民族カラーシャのもとに通い続ける旅人」『子どもたちよ、冒険しよう』 (ラピュータ)
  • 2012『うちのわんこは世界一!』(本多有香/地平線会議)
  • 2013『原健次の森を歩く』(原典子/茉莉花舎)
  • 2016『空と大地——世界と日本に描いた16のフライトライン』(多胡光純/三洋化成工業株式会社)
  • 2016『なぜ極地なのか——植村直己が追い続けた世界〈2015日本冒険フォーラム報告書〉』(兵庫県豊岡市・植村直己冒険館)
  • 2018『地平線・風趣狩伝——地平線通信フロント集 2004.12~2018.10』(地平線会議)
  • 2020『新たな自分の発見——植村直己の精神をつなぐ〈2019日本冒険フォーラム報告書〉』(兵庫県豊岡市・植村直己冒険館)