今日もいい天気〜ってアニメ「サザエさん」の歌詞を口ずさみたくなるような陽射しです。
本日は2時頃から午後7時まで在廊予定です。仕事を少ししてから行きます。
昨夜は閉廊後、ノルウェー他合作映画「サーメの血」を見ました。読売新聞で連載している映画紹介コラムに取り上げる予定です。ギャラリーが5時に終わり、7時15分の開映まで時間があったので、閉廊までいてくれた友人のタケダさんとちょっと一杯。でも映画を見る前にお酒はいけません。やっぱり少し酔ってて、映画の冒頭はちょっとボケ〜としていました。ところが、物語が展開し始めたらあまりの面白さに目がパッチリ覚めました〜。映画の主な舞台は1930年代のスウェーデン。当時あからさまに差別されていたトナカイ遊牧民、サーメ人の少女が、自らの人生を切り開いていくお話です。主演の少女の目に惹き付けられました。少女役の女優は実際の牧民だそうです。とても映画初出演とは思えないリアルな存在感。といってドキュメンタリータッチではなく、少女は物語の主人公としてしっかりとスクリーンに存在しています。彼女の才能もさることながら、監督の慧眼に感服です。このところ忙しくてしばらく映画館に行けなかったけど、やっぱり映画館はいいなー。ましてこういう映画に出会えて幸せな気分になりました。