長野亮之介+丸山純の“もへじ堂”コンビによる恒例の「地平線カレンダー」の2017年版、なんとか昨年12月23日の地平線報告会に間に合いました! ところが、その場で予想以上に売れてしまって在庫がほとんどなくなってしまったため、ご案内できませんでしたが、ようやく年明けになって手配した増刷分が届きましたので、お知らせします。
今回のタイトルは『武蔵国玉川山上水寺蔵・叢猫戯画(そうびょうぎが)』。武蔵野台地を流れる玉川上水の流域を歩いて見つけた植物を叢(くさむら)として描き、そこに猫たちが戯れているという架空の世界を構築しました。昨年の「幻州けものけ一座由来譚』の流れを汲む、長野“画伯”の新しい創作世界です。
【絵師啓白】多摩川の水を江戸に通した玉川上水。その中流域は、今も豊かな緑を伝える貴重な生物生息域だ。季節ごとに叢に分け入れば、 思いもよらない光景に息を飲むことも。未知の世界に求める旅の醍醐味は、遥かな異国だけではなく、足下にもあることに気がつく。上水の流域 などで見た植物を、形や環境をデフォルメして描き、架空の世界を想像してみる。身近にいながら謎の多い猫族なら、こんな世界で遊んでいるのかも しれない。謎の四文字猫語(?)で彼らの心情がはかれるだろうか。
地平線カレンダー2017
武蔵国玉川山上水寺蔵・叢猫戯画
判型:A5判横・7枚組
頒布価格:1部500円
送料:120円(1部。2部以上は160円)
絵:長野亮之介
編集&DTP:丸山純
発行:地平線会議
発行日:2016年12月23日
判型は例年と同じA5判(横21cm×縦14.8cm)。2ヵ月が1枚のカレンダーになっていて、それに表紙を加えた全7枚組です。頒布価格は1部あたり500円。送料は1部まで120円、2部以上は160円。
お申し込みは、地平線会議のWebサイト(http://www.chiheisen.net/)からお願いします。また、個展の会期中、会場でもお頒けします(特典あり!)